居住中物件を初めて内覧する時に絶対にするべき3つのこと

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マンション入り口

こんにちは、ペパローです。

居住中の中古マンションの内覧は緊張しますね。空室の場合と比べて「やり忘れ」が多くなります。売主さんがまだ暮らしているところへ入っていくので、内覧する側も気疲れします。

私も売主さんが住んでいるマンションを初めて見に行った時はど緊張でした。自分なりに精一杯情報を得ようとしましたが、十分な情報を得られないままに終わってしまいました。

居住中物件を初めて内覧する時に絶対にするべき3つのこと

基本的な物件チェックの内容は、空室の場合と同じですが、やはり人が住んでいるのでかなり勝手が異なります。その結果やり忘れが発生することがでてきます。初めて居住中物件を内覧しに行く時には、次の3つのことに注意するとよいでしょう。

1. 承諾を得た上で、遠慮せずに写真を撮りまくる
2. 遠慮せずに質問をしまくる
3. ごみ捨て場の鍵を開けて見せてもらう

1 承諾を得た上で、遠慮せずに写真を撮りまくる

売主さんが住んでいる場合でも、しっかりと室内の写真を撮影させてもらいましょう。ここで遠慮して写真をとっておかないと、あとになって物件について検討する時に、たとえば「トイレに戸棚があったっけ?」のように、細かいけど重要なことがわからなくなって困ることが頻繁にあります。空室になっているマンションであれば気兼ねなく撮影できますが、売主さんがいるとプライベートな部分もどうしても入ってしまうので、遠慮してしまうことがあるかもしれません。

ですが、ぜったいに遠慮してはいけません。私自身、内覧を始めた頃の何回かは撮影したいとは思っていたのですが、気を使って撮影せずに内覧を終えてしまったことがあります。後からかなり後悔しました。特にその物件が気に入った物件だった場合、写真があったほうが、物件を購入するかどうか検討する際に圧倒的に振り返りやすいです。検討者が振り返りやすいというのは、売れる可能性が高くなるわけですから売主にとってもメリットがあることです。両者にとってプラスになるので、遠慮せずに撮影させてもらいましょう。

なお、当然のことですが「写真を撮らせていただいてもいいですか?」と売主さんに必ず断るようにしましょう。あくまで他人の家です。勝手に写真をとってはいけません。

少なくとも私の場合は一度も断られたことはありません。売る気がある売主さんなら、きっと撮影させてもらえるはずです。

撮影しておくとよい箇所

撮影しておくとあとで役に立つ箇所もご紹介しておきます。

基本的には、物件資料やGoogleマップなどの写真には掲載されていないような箇所を中心に撮影しておくとよいでしょう。

たとえば「窓からの景色」などは定番です。窓からの眺めは物件ないに入らないと見ることができないところです。忘れずに撮影しておきましょう。また、その時についでに「ベランダの排水口」も撮影しておくとよいです。汚れ具合から、売主がどれくらい丁寧にその物件を使っていたかがわかることがあります。

また、「トイレの便器や手洗い場の上の戸棚」や「お風呂」なども撮影しておくと、後々便利です。使い勝手について気になった時など、見返せるので役立ちます。プライベートなところだからと、遠慮せずに撮影しておくことを強くお勧めします。

あとは、「部屋の天井」も撮影しておくと役に立ちます。「下がり天井」になっている場所を後から確認するためです。不動産屋さんが出してくる物件情報はうまく撮影してあるので、下がり天井は写っていないことが多いです。天井の高さは快適に暮らすためには重要な要素で、下がり天井は案外圧迫感があるので快適さに影響が出ることが多いです。忘れずに天井もしっかり記録しておくようにしましょう。

2 遠慮せずに質問をしまくる

初めての内覧の場合は、緊張していたりとか何が重要なポイントかがわからないので難しいかもしれませんが、できるだけ居住中の売主さんに物件や環境についてしっかりと質問しておくようにしましょう。

不動産屋さんも物件や周辺環境についてよく知っているはずですが、それは生の声ではありません。実際にその物件に住んだことがある売主さんの声が一番実際に近いものです。売主さんは売りたいので、必ずしもありのままを答えてくれるとは限りませんが、向こうもプロではありませんし、あまり嘘をつくのも不利なので真剣に質問すれば真摯に答えてくれるケースが多いです。

どんな質問をしたらよいかわからない時は、この記事を参考にしてください。

「中古マンション内覧で使える売主への12の質問!」

3 ごみ捨て場の鍵を開けて見せてもらう

居住中物件だと意外と抜けがちなポイントです。

空室物件なら、不動産屋さんにお願いすれば簡単に見せてくれます。それは、内覧のために物件の鍵を不動産屋さんが持っているからです。

ですが居住中の物件の場合は、不動産屋さんは鍵を持っていません。ですから、ごみ捨て場を見せてもらうためには、売主さんにお願いして鍵を開けて見せてもらう必要があるのです。

一般的に言われるように、ごみ捨て場がきれいに使われているかどうかは、住民の質や管理状況を見る上で非常に参考になる情報を得られます。ですから必ず見せてもらうようにしましょう。

ちなみに、万が一内覧の時に見せてもらい忘れた時には、あとで不動産屋さんに依頼して管理人さんに写真をとってもらうことができる場合もあります。ですが、それはリアルな写真であるかどうかわからないものですので、できる限り内覧の時にごみ捨て場は見せてもらっておくことをお勧めいたします。


居住中物件の内覧は気を使いますし、初めてだと緊張もしていますのでうまくいかないことがあるかもしれません。ですが、売主が住んでいる物件を見られるのは、自分がそこで暮らす姿をイメージする上でもチャンスなので、しっかりと活用して、よりよい物件探しができるようにしておくとよいと思います。

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