2019年7月にシンガポールに旅行に行った。出発前はアラブ街でモスク見てインド街で買い物してとあれこれ計画していたが、いざ現地に着くととにかくひたすら暑い。気温は35度くらいでそこまででもない。といっても昔の日本を思えばそれでも十分暑いがなんとか耐えられるように日本人は慣らされてきたので気温そのものはなんとかなる。問題は日差しだ。赤道近くの国だけあって、日が差すと肌が文字通り焼けるように熱い。運がいいのか悪いのか、天気に恵まれたのでずっと晴れている。外を出歩く気にならず観光は予定通りできそうにないので、計画を変えていっぱい食べることにした。結果的にはそれが正解だったのかもしれないが、見たいものが見られなかったのは残念ではある。

さて、シンガポールにはまたいつか行くことがあるかもしれない。その時役立つように、食べたものや美味しかったものまとめておくことにした。公開するが基本は自分用なので読んで役立つ内容かはわからない。

加えてそれほど変わったものを食べたりもしておらず、あくまでベーシックなものがほとんどだと思う。シンガポールで何を食べるか調べたい人は、ほぼ日のカロリーメイツのページを見るのが一番いいと思う。コンテンツのボリューム設定が狂っているので全部読むのは大変だが、このページが結局間違いない。

ソンファバクテー

ソンファには都合二回行った。美味しかったには美味しかったが、スープがコショウの強い長浜ラーメンのスープみたいな味がした。ラーメンだってスープが大切なので、それを受け入れればかなり美味しいものだと思う。でもラーメンの汁だった。

油条というお麩を油で揚げたようなのをサイドメニューとして頼んだが、これは大正解。スープに浸して食べるとかなりいい。ご飯よりも合う。下手したら肉よりもうまい。頼みすぎというくらい多く頼んでも問題ない。

トンヘンのエッグタルト

チャイナタウンあたりにあるお菓子屋さんのエッグタルト。有名店。ホテルに帰ってから食べた。美味しいのは美味しいが、もっと甘いお菓子を想像していたので違和感はある。甘くないお菓子だともともと分かっていたらもっと美味しく感じたかもしれない。

カードで払うには10ドル以上必要というので、中華風のあげまんみたいなのも買って食べた。こっちのほうが美味しかったかもしれない。残念ながら名前は全然覚えてない。

スープレストランのジンジャーチキン

蒸した鶏肉に生姜を効かせたソースをつけてレタスに巻いて食べるやつ。これは美味しかった。シンガポールでしか食べられない料理ではないし、頑張ったら家でも作れそうではある。が、おいしい。

ソースが美味しくて、そしてスーパーなどでもこのソースは手に入る。一つ買って帰って食べてみたところ、かなり店の味と違う印象。生姜が強ぎる。店で食べたときはそこまでではなかったのに。このソースはもう買わなくていい。ただしスープレストランのジンジャーチキンはまた食べたい。

道端の屋台で買うパンに挟まれたアイス

クラークキーの屋台で買ったアイス。食パンに挟んで食べるやつ。一つ2ドルくらいだったかなあ。

おいしいが、アイスをパンに挟んで食べたらこういう味がするんだろうなあと想像した通りの味だったので、もう一度食べたいかといえばそうでもない。あ、でももしまた行くことがあったら、あのアイスを食パンに挟んで食べるやつって、ほんとにアイスを食パンに挟んで食べたらこんな味っていう味がするのか確かめたいってなって、また食べるんだと思う。しかも食べといて、もう食べなくてもいいなって思うんだろう。そのくらいの美味しさ。良くも悪くも。

天天のチキンライス

マックスウェルの天天のチキンライス。夕方に行ったら空いてたので食べた。

一口二口食べたところでは、まあこんなもんかなと思ったが、食べ終わる頃にはメチャクチャ美味いに感想が変わっていた。仕組みはよくわからない。

次の日にgrabの運転手に天天で食べたと伝えたら、喧嘩別れした方の店の方が安くて美味いぞと言われた。店の名前は思い出せないが、まあ有名なやつ。そっちはスープをたっぷりかけてくれるらしい。天天も昔はスープをかけてくれていたが人気が出た今ではやってくれなくなったんだ、的なことを言っていた。

実際似たようなもんだろうと思うので、どっちでも行ける方に行けば良い。次は両方頼んで食べ比べしたい。

ソルテッドエッグポテトチップス

アヒルの絵の店のポテトチップス。一袋10ドルくらいだったかな。高い。

湖池屋のポテトチップスとは味も食感も違うが、湖池屋より何倍も美味いかといえばそんなことはない。とりあえず湖池屋は優秀だと再確認できるのでおすすめ。

まあ実際次は買わない。

味香園のマンゴーサゴとマンゴースノーアイス

なんだろう。まあまあだったかな。マンゴーサゴはおいしいものの、予想は超えない。日本にはないが、だからといってどうしても食べなきゃならないとも思わない。

店員のおばちゃん達が豪快。といえば聞こえは良いが簡単に言うと感じが悪い。日本のバカ丁寧さを求めるわけではないが、それでもちょっとあんまりかなとは思った。

マンゴースノーアイスもおいしいけれど、ここじゃなきゃダメという感じでは全然ない。観光客向けの甘味屋さんな印象。

悪くはないので一回行っとくのは良いけれど別に何回も行かなくてもいいかな。

ジャンボのチリクラブ

おいしい。安心感がすごい。ちゃんとおいしい。食べたかった味のカニが食べられている、という感動。味に感動しているのとは違う。しかし、ああジャンボさんのカニさんは落ち着いていていい子だねえという涙。

注文するときサイズの指定をし忘れたが、大きすぎず小さすぎず、バッチリなサイズ感のカニを出してくれた店員さん。プロだった。

野菜もなかなか美味しかった。ニンニクで味付けしてもらうとどこでも似たような味にはなるけど、そしてジャンボも似たようなもんではあるけど、安心感から美味しく感じた。

もしかすると食に冒険が必要な人には物足りないかもしれない。我が家にはピッタリだった。また行きたい。

ホテルの朝食

ホテルジェンタングリンの朝食は悪くなかった。一応メニューも毎日多少変わるし。

ラクサを毎日食べた。美味しかった。ただシンガポールではここでしかラクサを食べなかったから、名店レベルとどれだけ違うのかわからない。感覚的には、多分そんなに違わないのではないかと思う。もちろん実際のところは不明。

混み合ってくるとわけのわからない奥のせまーい席に通されたりしたので、そこは注意が必要。ちょっとしつこめに変えてくれといろんな店員に言い続けたら、4人目でやっと対応してくれた。端の狭い席でオーケーな人ならまあいいのかな。

モールも直結だし、また泊まってもいいかなと思う。