リモートワークと出社のバランスは永遠のテーマだ。多分どちらが良いという結論は出ない。逆に考えれば、常に考えるべきテーマだとも言える。
今現在の私は、週に2回のリモートワークが許されている。土日休みの普通の週であれば週に3回出社する。
コロナの時、またそれが落ち着いてからもしばらくは完全リモートで働いていた。その感覚が抜けず、今の週3回出社は多すぎるというのが正直な感想である。多くても2回で十分だ。3回は多い。
何が面倒かと言えば、いくつか理由がある。一つは、通勤。そして準備。最後に人と会うことである。
通勤は本当にどうしたものやら。私は片道30分なので、住んでいるところを考えれば短いが、それでも無駄に感じる。できるだけ有意義に過ごそうと毎日英語のラジオを聴くようにしているものの、集中できないから学習効果は高くない。
何分以下なら面倒に感じないだろう。たぶん、贅沢を言えば0分になる。自宅のドアが職場につながっている状態であってほしい。ただそれだと仕事から離れられないから、最終的にはどこでもドアに行き着く。
続いては準備だ。支度には時間がかかる。男性と女性、あるいは化粧をする人としない人とでかかる時間は違ってくるだろう。男性の方が、また化粧をしない人の方が概して支度にかかる時間は短いと思うが、だとしても面倒には変わりない。
私でいうと、着替えには5分程度しか長くてもかからない。一番長くかかるのが髪のセットで、これが10分よりは短いくらい。だいたいトータルで10分から15分程度になるだろう。
これは大した時間ではない。大した時間ではないが、ゼロよりはるかに長いのもまた事実だ。リモートワークなら、最悪準備なしにもできる。カメラをオフにすれば良いのだから。あるいは、朝の一番忙しい時間に支度をせず、昼休みを使ってやったりすることも可能だ。なにしろフレキシブルである。
毎日のことなので、この数分が案外鬱陶しい。
最後に人と会うことの面倒だ。これはもう我慢しろという話である。仕事は人と関わることが基本なので、めんどくさがっていてはならない。甘えだ。
しかしだ。人は甘えたいものである。面倒に感じることはしたくないし、そして人間と関わることは多くの場合面倒だ。仕事の人間関係は、その人が好きだから関わるわけでないからなおさらだ。
いやそれは甘えだ。ふざけてはならん。しかし正直にいうとだるい。
こういうわけで出社は大変面倒だが、しかしその一方で会社に行くとやたらスムーズに仕事が進むことがあるのもまた事実だ。これが厄介だ。
出社すると捗るのは、一つには監視効果、もう一つが簡単に人とやり取りできるということに尽きる。
監視効果は情けない話だが、実際高い。人がいなければ人は集中しないことがあるし、他のことをしてしまったりする。運動と同じで、一人で自分に厳しくするのは難しいが、例えばジムに行けば頑張れたりする。これと同じだ。
デスクの裏を人が通れば、その時にただマップを見てバーチャル旅行をしているわけにはいかない。出張の予定もないのに、航空会社のサイトを見ている場合ではない。こういう効果は多分確実にある。情けない話だが。
また、人と会うのは面倒だが、しかしそばに人がいればちょっとした擦り合わせはその方が捗る。ときに同じ部屋にいても必ずチャットでやりとりしたがる人がいる。たぶん記録を残したいのだろう。そういう人がいてもいいが、反対に記録に残らずともサクッと話して終わりにしたい人もいる。そういう時結局早いし間違いがない。
そうして考えると、リモートワークと出社のバランスには結論が出ない。なんとなくフルリモートとフル出社は良くなさそうではある。どちらも異なる理由で効率が最大化しづらそうだ。体感的には週に2回くらい会社で仕事をするのが良いように感じる。問題は今の私の環境がそれを許してくれなさそうなところだ。
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