アメリカ人と話をしていて、仕事の内容であれば9割聞き取れるようになった。本当は仕事のことなら全部聞き取れたほうがいいんだけれど、完全にすべて聞き取るのはかなり難しい。9割聞き取れれば、仕事上の支障はほぼない。どうしても確認しなければならないことはテキストでやりとりしていれば問題ない。
9割聞き取れるようになったときに、さてどうして急に聞き取れるようになったんだろうかとふと不思議に思った。
英語は長年仕事に使ってきた。しかし、ほぼすべてを英語で行うようにあったのはつい昨年からの話で、それまでは少なければ5%程度、多くても6割程度だった。
その間も英語の勉強は続けていた。単語を覚えたり、ラジオを聴いたり、例文を覚えてみたり、いろいろと試したが、しかし聞き取りはなかなかレベルアップしなかったように感じていた。
それが突然に改善したので、おや?と思った。
この1年とそれまでとを比べてみたとき、一つ思い出したことがあった。プレゼンの準備をするときに自分で録音して聞き、その発音が聞き取りにくいところをすべて発音し直していく、という作業を増やしたのだった。
自分の発音が、いかにも日本人のアクセントで仕事仲間のアメリカ人とは違って聞こえるところがあったら、その単語を繰り返し発音して録音し、ある程度これならいいかなというレベルになるまで練習を行うようにした。
おそらくこれが効果を発揮したんだと思う。過去を振り返ってみて新しい勉強方法や練習方法というとこれぐらいしかない。
この練習で、発音はかなり上達したと思う。ためしにWeblioのスピーキングテストをやってみたところ結果は満点だった。
ちなみに、冷静を装っているが満点が出たのは今回が初めてだったので実は相当喜んでいるのは秘密にしたい。以前は90点〜95点程度になることが多かった。昔の記録をとっていないので前後の比較ができないのが残念だ。
もともとの発音はすごく良いわけではなかったと思う。相手に通じてはいるけれど、聞き返されることも多かった。
いまは聞き返されることはほとんどない。(話している内容をがっつり否定されることはあるが。)
発音がよくなると聞き取れるようになるというが、確かにそうかもしれないと実感した。