子供としりとりをするのはなかなか楽しいものですね。
うちの子供も始めの頃は「いぬ」とか「からす」とか、簡単な言葉しか言えなかったのに、大人の言葉を真似して「民主主義」とか「うる星やつら」とか、意味がわかっていないであろう言葉を出し始めるのでいつやっても驚きがあって楽しめます。
うちの子供はまだ濁点がつく言葉が苦手らしくて、たとえば「ば」で始めなければならないときは「子供だから『は』でやらせてほしい」などと訴えてきます。
うちはそういうところには厳しいので、「ば」で頑張りなさいと言って、ヒントを出しながら濁音のまま答えさせるようにしています。
そうすると子供は飲み込みが早いので、だんだん苦手な音でも語彙を増やしていろいろな言葉を言えるようになってきます。面白いです。
苦手な音でなければ、私よりも子供の方が答えるまでの時間は短いくらいになってきました。反射的に次々と言葉を出してくるのを見ると頼もしいようでもあり、同時に負けていられるかとこっちも真剣に頑張ろうとするようになります。
難しいのはしりとりの終わり方ですね。
最初こそ楽しいのですが、あまり毎日しりとりばかりやっていると大人の方は飽きてしまいます。
そこで我が家は、あと何回で終わりだから、それに合わせて君が「ん」で終わる言葉を答えて終わってね!と言って終わらせるルールにしています。
ん、で終わるのはなかなか難しいですから、指定した通りの回数で終わることは稀ですが、それでも数回のうちに終わることができますし、それに「ん」で終わる言葉の語彙も増えるので、終わり方に困っている方にはオススメの方法です。