中古マンションに住んでいます。築20年ちょっとの物件でして、水回りは過去にリフォームされた履歴がないので、そろそろあちこちにガタが来てきます。
たとえばキッチンは収納のドアの痛みが激しかったり、洗面台はシンクの中の塗装が剥がれてきていたり、風呂は全面的に古さが目立ってきていたりします。
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新しいキッチンを見るのは危険、やばい、怖い
そもそもは古さが一番目立つ風呂だけを交換しようかと思っておりまして、なんとなくTOTOやリクシルのショールームへ行くようになりました。
風呂を見て、トイレを見て、洗面台を見て、というあたりまでは、なるほど新しくするとこんな感じになるんだなあと冷静で入られたのですが。
流れでキッチンを見てしまったのがいけなかったのです。キッチンを見た途端、もうダメ!古いのイヤ!新しいのに変えたい!という気持ちが爆発してしまいました。
新しいキッチンは一種の魔物です。ピカピカで、おしゃれで、魅力的なモンスターです。こんな生活がいいな、こんな暮らしに憧れるな、という気持ちをこれでもかと刺激されてしまうのです。
特に美しいステンレスのキッチンがヤバイ
私の場合、同じキッチンの中でも特に危険だったのは、ステンレスのワークトップでした。人工大理石のワークトップも、もちろんいいのです。真っ白で、美しくて、清潔感が溢れまくっているその姿も素晴らしいです。
しかし鈍く濡れたように光るステンレスのワークトップには敵いません。私の中ではまるで比較になりません。
ショールームの素敵な照明に照らされて、じっと佇むステンレスのキッチン。遠くから見ても魅力的です。静かにそこにあるだけで、さまになります。
近づいて見たときもまた素晴らしいです。もっと言えば、さっと手のひらで撫でて見たときのそのひんやりとした感触はいつまでも触れたままでいたい気持ちにされられて、そこから動けなくなってしまいます。
クリナップのSSが今の憧れ
世の中にはさらなる高級品もあるのでしょうが、今の私にとっての憧れはクリナップのSSシリーズです。
クリナップは安価なモデルからステンレスを採用していますが、その中でもステンレスをたくさん取り入れて、なおかつコーティング等も上等なものも使っているのがSSシリーズです。
まず「美・コートワークトップ」が美しいです。エンボス加工されたステンレスに、独自のコーティングをかけてあるというものです。エンボス加工によってそもそも傷が目立ちにくくなっていますが、さらにコーティングしてあるのでますます傷がつかないそうです。
それに加えて、収納部分でもふんだんにステンレスが使われており、このバランスが高級感と信頼感、さらにはプロっぽさを醸し出してくるのです。
写真を載せようかと思いましたが、あんまりうまく撮れてないので、掲載をやめました。ぜひ実物を見に行ってください。
クリナップはネーミングをなんとかしてください
ただ1つ、クリナップに問題があるとすると、そのネーミングセンスですね。
各社いろいろな製品を出して思い思いの名前をつけていますが、その中でも群を抜いてダサいのがクリナップです。
上であげた「美・コートワークトップ」も、それはそれはまあなかなかのセンスです。それ以外にも、「流レールシンク」とか、「洗エールフード」とかも結構きてますし、もっと言えばミドルクラスにあたる「クリンレディ」というラインナップの名前も今時一体どういうセンスで名付けてるんだと説教されても仕方がないようなものです。
レディ以外使うなと?使う人はレディでなければいけないのかと?あるいはキッチンはフランス語ばりに女性名詞だと?
それでも欲しい、クリナップSS
というわけで、なんだかんだいっても欲しいのがクリナップSSシリーズなのです。
この物欲にどのように相対するか、方針を決めなければならないのです!