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Bsize Botを買った
この4月に息子が小学生になった。幼稚園児の間はバス通園だったが、小学校は徒歩で通学することになる。
集団登校ではなく、一人ずつ勝手に行くらしい。自分が子供の頃も一人で勝手に歩いて学校に行っていた。そのはずなのに、さて実際に子供を一人で歩いていかせるとなると「まじか、あぶなすぎるだろう!?」と思ってしまう。不思議というかなんというか、甘い。
でも、学校について行くわけにもいかない。一人で行かせるしか選択肢はない。そうは言っても、心配だ。
じゃあ、なにかツールを持たせようということになって、探してみた。しかし、どうもちょうどいいものがない。
そもそもはキッズケータイを検討していた。ところがうちでは使えないことがわかった。なぜなら、格安SIMだから。
どうしようとネット上をうろうろしていたところ、Bsize Botを見つけた。
サイトを見て、アプリをダウンロード、アプリから端末購入を決断するまで、結構即断だった。
即断できたのは、昨年ガイアの夜明けでこの端末とサービスのことを見ていたから。やっぱりテレビの影響力は強いなあ。
あとで調べてみたら、一人家電メーカーとかいってひとりでたちあげた会社が作っているらしい。そういえばガイアでもそんなことを言っていたような気もする。
番組の中では、おしゃれな感じのデスクライトがまず紹介されて、そのあとでBsize Botが紹介されていた。子供が連れ去られたり、どこかに行ってしまわないか見張りたいがいいサービスがないと悩んでいる親が、このサービスを使ってみて、なんかいい感じ!と感動して終わる、みたいな構成だった。
その時はこんなサービスもあるのだねー、ふーん、程度にしか思っていなかったが、いざ導入を検討するととてもいいサービスだなーと改めて感じた。だから即断できた。
小学校一年生にはスマホを持たせる気にならない
なぜこのサービスがいいかというと、使用する端末がスマホではないからだ。
Bsizeに決める前に、キッズケータイやなんかも考えた。だけど、キッズケータイは3大キャリアからしか出ておらず、去年IIJMIOに乗り換えてしまった私にはキッズケータイは選べない。
すると次の候補としては、格安SIMでも選べるスマホが出てくる。しかし、小1にスマホ持たせるかー?という気持ちが拭えない。
スマホなんかを渡したら、一日中スマホから離れられなくなるのは目に見えている。もしかしたらそれも案外いいのかもしれないが、残念ながらこちらはデジタルネイティブではない。自分はスマホいじりまくってるくせに、子供にはよくないという思い込みがある。
じゃあどうすんの?と悩んでいたところにBsizeは飛び込んできた。
これはスマホじゃない。画面もないしスイッチもない。持って運ぶだけだ。だから子供にも変な影響はきっとない。
スマホじゃないから、学校に持っていっても問題ない。今時携帯端末の一つくらい学校も許可してやってもやってもいいんじゃないの?という気もするが、やっぱりダメなもんはダメらしい。時代が変わっても新しい技術には学校は厳しい。というか親もスマホ持つなとか言ってしまうわけで、学校がというよりは大人は厳しい(懐が狭い)というべきか。
さてそうなるとそもそも選べる端末がないじゃないか!しかしそこに単なる四角いBsizeの登場だ。完璧。
子供には「お守り」といって渡している
ちなみにうちのこどもは機械の類が大好物だ。風呂の給湯器だけでも相当の時間を潰せるほど好きだし、スマホなんか渡したらもう集中しすぎて何も聞こえなくなるほどだ。
そんな子供にも、このサービスはぴったりだ。どうしたかというと、「とてもすごい機能を持ったお守りだ」といって渡したのだ。
うちの子は、機能の説明をしてもらうと、大変嬉しがる。新しいことが好きだから、すごーいととても喜ぶ。だから、自分が持っているこの真っ白い端末は、それが電波を発していて自分の居場所を伝えることによって、お父さんやお母さんが自分の場所を知ってくれて結果として自分を守ってくれる、というその魔法のような機能を知って嬉しいのだ。
だから、ただの白い小さな箱で、しかも「お守り」というわけのわからない言葉で持って渡されても、おとなしくそれを自分のカバンに入れて持ち運んでくれている。
これがもしへんに液晶画面が付いていたりとか、もしくは電池の残量を示すゲージとかがあったりすると、ちょっと厄介なことになる。
ちょくちょく端末を手にとって見てしまうだろうし、気になって他のことが手につかなくなるだろう。
しかし問題ない。何しろただの白い小さな箱だ。光ったりしないし、動いたりしない。音も出ない。すばらしい。
ちょっとだけ不安なこと
ただし、ちょっとだけ不安なこともある。それはこのサービスではなくても、類似のサービスでも同じように気になるはずのことなので、Bsize Botの問題ではないかもしれないが。
気になるのは、情報のセキュリティ。私はデータセキュリティーに詳しくないから、本当にこの端末から発信されるgpsデータが、見守り登録した人にしか見られないという保証があるのか、と思ってしまうのだ。
アプリを見る限り、見守り申請というのを出してそれをオーナーが許可しない限りはデータは見られないはずだから、まあ大丈夫なのだろうとは思う。
でもその辺のデータがどんな風に管理されているかは、ユーザーは見ることができない。データ管理者がそのデータを見ることはない、とは思っている。でも誰かは見られるはず。だとすると、それはどの程度完璧に安全なの?という不安は残る。
あとは、子供に由来する不安だ。子供がこの端末をどこかにおいてきたり、あるいはこれを持っていることを悪意のある人に知られたりすると、悪用される可能性がある。
音は出ないし、マイク機能もない。ただ位置情報を発信しているだけ。もちろんこのシンプルさこそがBsize Botの魅力なので、ここにへんな機能を足してくれというつもりは毛頭ないが、それでもただこの端末を捨てさせたりすれば子供が怖い目に会わさせれ雨可能性があるという意味では多少不安が残る。(不安が残るというだけで、このサービスを否定するつもりはくりかえすがまったくない。月額500円程度で大きな安心が買えるので本当に素晴らしいと思っている)
まだ我が家では導入して時間が立っていないので、また発見があれば追記したいと思う。
追記(2018.3.25):通知がこない!サポートに問い合わせると即対応方法を教えてくれた
早速問題が発生した。私のスマホにだけ、通知がこないのだ。奥さんのスマホには来ている。私の方には来ていない。これは困る。
困った時はアプリのお問い合わせページをチェック。通知を受け取るためには以下の設定が必要。
- アプリ上で地点登録する
- アプリ上で通知をオンにする
- スマホ上で通知をオンにする
自分のスマホを再確認したが、きちんとすべて設定している。でも、通知がこない。
こういう時は運営会社に問い合わせをするのが一番だが、小さい会社だというので反応が遅いのではないか、と思いながらもメールで問い合わせ。すると意外にも翌朝には返信があった。こういう素早い対応は印象が良い。
それによると、iPhoneを使っている場合は時々そういうことがあるらしい。一度ログオフして、アプリをアンインストールして再度インストールせよとのこと。
早速トライ。再インストールして、試してみると・・・お!ばっちり届く!これで子供の居場所がわかります。機能やサービスもいいし、問い合わせへの対応も的確で素早かったので、これでまたオススメポイントが増えた感じ。
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