山口県岩国市。本州の西の端っこ山口県の、東の端っこに位置する岩国市。ときに広島県岩国市と揶揄されることもある岩国市。
何があるかといえば橋がある。橋しかないのではなくて、素敵な橋がある。そういう街です。
江戸時代から観光の名所だったのは宮島ですが、江戸の一部の人たちは「俺は足を伸ばして岩国まで行ってきたよ」と通ぶるのがかっこよかったとかどうだったとか。
そんな岩国市に行ったなら、ぜひ買っていただきたいお土産があります。
目次
岩まん
岩まん。まんじゅうです。
ネーミングセンスが只者ではありません。インパクトがすごい。
実は私も一度しか食べたことがない、レアなお菓子です。
パイのような生地にあんこがたっぷり詰まったあげまん的なものです。結構脂っこかった印象です。そしてなにより美味しい。
ただし、相当レアで、なかなか買えないのだそうです。
それでもぜひ試してほしい。おいしいから。一度しか食べたことないけど。
ふるたのういろう
岩国市に行ったなら、きっと錦帯橋のそばまで行っているはず。そこで買うべきは、ふるたのういろうです。
錦帯橋の城側ではないほう、バス停の隣に小さな店舗を構えているのが古田秋栄堂です。小さな和菓子屋さん。
ここに売られているのが、ふるたのういろうです。
ういろうといえば、一般的には名古屋が有名ですが、実は山口県のういろうもおいしい。
同じういろうといっても、名古屋のものとはかなり違います。
山口のういろうは、とてもプルプルしていて、プルプルというよりはプリンプリンしているというか、とにかくプリプリです。
ふるたのういろうは美味しいのですが、包装はあんまりよくない。たしか6本が1パックになっていて、1本ずつ小包装されていないのです。だから一本食べたら頑張って6本処理しなければなりません。
その問題さえなければ最強のお土産ですが、それでも食べていただきたいのがこちらです。
はす餅
岩国はレンコンで有名です。とにかくレンコンがあるので、なんとかしてレンコンを使った名物を作りたい。
きっとそんな思いから作られたであろうお菓子がこれ、はす餅です。
はすが持ちの部分に練りこまれているあんこ入りの餅です。
はすの主張が強いかといえば、強くない。なので、はす餅はほぼただのあんこ餅です。
でも、おいしい。そして小さくてかわいい。あと小包装。(ふるたのういろう、ごめんなさい)
とりあえず困ったらはす餅というのはスマートな選択肢です。
番外編:岩国れんこんそうめん
食べたことはないが気になっているもの、という点でナンバーワンはこれ、岩国れんこんそうめん。
はす餅同様、とにかくレンコンがとれるので、これをなんとか使いたいのが岩国市民の共通の思いなのかもしれません。
昔から名前だけはきく岩国れんこんそうめんですが、実際に食べたことはありません。
多分そうめんにレンコンが練りこまれているものであろうことは想像できますし、なんとなく味も想像できなくもないですが、名前の響きがいいですね。
ぜひあわせておためしください。