(2018/10/2に2ヶ月半使っての感想を追記しました。記事の一番下に書きました。)

(2019/5/14に9ヶ月後の感想を追記しました。)

通勤用のバックパックを長らく探しておりまして、検討した結果マスターピースのSlick 2Wayバックパックを購入しました。

これです。

マスターピース Slick 2Wayバックパック

マスターピース Slick 2Wayバックパック

master-piece(マスターピース)、Slick 2Wayバックパックという商品です。

ゴムっぽい素材で、防水性能があって耐久性に優れる素材なのだそうです。形はかなり四角に近い形。ビジネス用途を前提にしたデザインのようです。といってもそこまでかっちりしたビジネスバッグ、というわけでもなく少しカジュアルなテイストもあるビジネスバッグ、という感じです。

価格は税抜き30,000円。

重視したポイント

もともとは仕事でもプライベートでも使えるバッグを探していたのですが、仕事・プライベートにするとどうしても見つからず。なので、ビジネス用途に絞りつつ、バッグを探していました。

条件は以下の通り。

  • バックパックとして使える(できれば2Wayとか3Wayとかではなく、ただのバックパック)
  • 軽い。1kg以下
  • ラップトップPCやタブレットが入れられる
  • キャリーオンに対応している
  • 価格があまりにも安すぎない(2万円程度以上)
  • 耐久性があって数年は使える

バックパックとして使える、というのがまず前提条件です。これまで肩にかけられるTUMIのトートバッグを使用しておりましたが、とにかく通勤電車が辛いのです。満員になると方から降ろさなければなりませんがそれが辛い。バックパックなら、前向きに抱きかかえてギュッとしておけばかなり邪魔にならずに電車に乗れます。

ですから絶対にバックパックとして使用できることが条件でした。

また、あまり2Wayのようないろいろに使えるバッグは好みではないので、できればバックパック機能のみのバッグが理想でした。

あとは軽さも重要です。使っていたTUMIのトートがとにかく重い!素材が重たい上に大きいので、バッグだけで1.8kg。これだけでも結構な荷物です。

TUMIの丈夫さは魅力なのですが、一方で軽さも超重要であると思い知らされました。

ラップトップPCやタブレットが入ることも大切です。ストッパー付きだったり、クッション付きであるものが理想でした。

加えて、スーツケース等の持ち手のところにさせるキャリーオン対応も必須条件にしました。出張するときなど、たまにしか登場しない機能なのですが、その時々に対応できることが大事なのです。キャリーオンできないバッグだと、機内持ち込みのスーツケースを使っているときなどは特にイライラしてしまいます。キャリーオン機能は必須でした。

また「安すぎない」ということも大切です。いくらからが安すぎないバッグであるかは人によって違いますが、1万円を切るようなものは少なくとも買わない。できれば2万円以上のもの、という感じで探しました。

最後に、耐久性も重要です。1年で使えなくなる、というものはあまり好きではありません。数年は使えるようなバッグを条件にしました。

この条件で探しておりました。最終的にマスターピースにしたのですが、決めるまでに幾つかの候補があがりましたのでそれを紹介します。

比較した商品その1 モレスキンのクラシックバッグ

ノートのメーカーというイメージのモレスキンですが、実はバッグも出しています。私は最近まで知りませんでしたけど。検討したのはこちら。

モレスキン バッグ クラシック バックパック

かなりシンプルなデザインのバッグです。バックパックで軽い。PCも入る。スーツケースにキャリーオンできる。安すぎない。全部の条件に当てはまりますので、これに決めようかと真剣に考えていました。

が、問題がありまして。それは実物を置いている店が近くに見つからなかった、ということです。バックパックは形が合わないととても疲れますので、実際に背負ってみる必要があります。ですが実物がないのでそれができません。結果としてこの商品は選べませんでした。

あとは微妙にデザインが可愛すぎて趣味と違った、ということと、アマゾン等のレビューに「耐久性低い」という声があったことも気になりました。

比較した商品その2 TUMI エルウッドバックパック

TUMIのトートが重たいと文句を言いつつも、やはり頑丈さやブランドイメージは良いのでTUMIも候補に挙げていました。考えたのはこちらです。

TUMI エルウッドバックパック

こちらも私の考えた諸条件には全て当てはまるのですが、唯一「やたら小さい」という点だけがダメでした。こちらは実物も見たのですが、小さめのラップトップやタブレットは入りそうですが、ちょっと15インチものなどはたぶん無理。しかも背負うとあまりにも可愛すぎるサイズ感。

クオリティーやデザインは良かったのですけれどもちょっと決めきれませんでした。

比較した商品その3 THULE Paramount 24L

Thuleのバックパックも考えました。こちらです。

THULE Paramount 24L

上部を巻いて留めるロールトップがかっこいいので、かなり惹かれました。かっこいいし、使いやすそうだし。

とても良かったのですがただ一点だけ、キャリーオン対応の機能がないのです・・・。残念。

キャリーオンさえできればほぼこれに決めていたのですけれどもねえ。どうしても譲れない機能でしたので、選べませんでした。

使い心地については後日書きます

まだ購入したばかりなので、使い心地はわかりません。しばらく使ってみてから、何か書くことがあれば書くことにします。

2ヶ月半使っての感想

2ヶ月半経ちました。感想です。

  • 使い勝手は悪くないです。PC入れる場所とか、マジックテープで押さえつける形だったのでどうかなあとか思いましたが、割といいです。
  • 外側のポケットは大きくていいのですが、オーガナイザーの配置はバックパックメインで使うならイマイチ。横持ちメインならいいと思います。問題は口の向き。縦持ちだと使いづらい。というか使えない。でかい外ポケットとして、折りたたみ傘とイヤホンを突っ込んでます。
  • 素材は微妙。メーカーは「ゴムライクな素材」とカッコつけていってますが、脂がつきやすかったり、決して高級感があるわけではないことから、そんなに素材として優れていそうな感じはしません。上記のネガポイントはどちらも実物を見て認識した上で買ったので、私自身は傷は浅かったですが、実物見ずに買うとイメージと違う可能性がありそうです。
  • 地味に便利なのは、ショルダーベルトの余った紐を抑えてくれる輪っかみたいなのが付いていることです。歩いていると余った部分がユラユラして邪魔になることがありますが、結構防いでくれます。
  • スーツケースへのキャリーオンも問題なく使えました。
  • ショルダーベルト同士の幅が私にはやや広かったので、ベルト同士をくっつけてくれるアタッチメントを後付けしました。あれ、名前なんというんでしたって。ベルトの先にガチャっとくっつける器具が付いてて、ショルダーベルトの幅を調節してくれるアレです。パタゴニアのを1000円くらいでアマゾンで買いました。ピッタリでした。
  • 全体にいい感じだと思いますが、素材はまあ微妙です。手の脂がついて目立つので、夏場はちょくちょく水拭きしないとカッコ悪いです。そしてそれはめんどくさい。

こんな感じでしょうか。条件があえば、オススメはできます。

さらに感想(2019/5/14)

概ね全開の感想から変わってないです。痛むような素材もないし。汚れがつきやすいのはやっぱり変わりなし。特に雨が降ったあとがひどい。泥がついた後のようになる。

形は悪くない。バックパックとしてが95%、残りがキャリーオンで使っているが、想定した通りの使い心地。

ジッパーのつまみの部分が黒く塗られているが、それ後少しずつ剥がれてきているかもしれない。それはちょっと気になる。

あとは何年つかえるか。正直丈夫さは感じられない。