狭い家

家の近所にあると地味に良いものベスト3

家の近くにあるとよいものの定番はいろいろある。

まず駅。

駅が近いのはやっぱりいい。もう最高に便利に暮らせる。

それから店。スーパーだとか、コンビニだとか、日常生活に欠かせないものがすぐに買えるのは本当に便利。

さて、問題はここから。駅と店以外に近所にあると便利だ、というものはいろいろある。特に、目立たないけど地味に良いなあと思うものが、次にあげる3つだ。

1 図書館

図書館が近くにあるかどうか。家を探す時に考えるだろうか?

私は考えたことがなかった。

駅とか店とか、そういうものにばかり気がいって、図書館は完全にノーマーク。

ところが、図書館の近くに住んでみると、これがかなり便利であることに驚いた。

まず、本がたくさんある場所が近くにある、ということ。これがすごい。

なぜかというと、最近ではリアルな本屋が減ってしまっているから。近くで本を探そうとすると、実は意外と見つからない。実際私の家の近くにはちゃんとした本屋はなくて、あってもブックオフぐらいだ。

ところが近所に図書館があると、話が変わってくる。自由に立ち読みができて、しかも借りられる本がたくさんある。それがいつでもオープンしている。最高だ。

さらに、図書館には静かな机と椅子がある。

静かな場所でゆっくり何かに集中して取り組みたい時、その候補となる場所は一つでも多くあったほうがいい。

自宅に書斎があれば、それもよい。(うちにはないが。)近くのカフェもまた良い。

だが案外そのような場所はうるさかったりして、使えないこともある。

そんな時、別の候補として図書館が選べると、これがなかなか心強い。

なにしろ無料だ。そして静か。うるさい人がいれば、図書館の人が注意してくれる。

本があって、静かな空間も提供してくれる図書館。近所にあると実は便利なものの個人的な代表格だと感じている。

2 公園

続いては、公園だ。

あればあったほうがいい、ぐらいに考えていたが、近所にあると本当にいい。

特に都会に暮らしていると、どこも狭苦しくて、息が詰まりそうなことがある。

便利さと引き換えなのでしかたがない。仕方がないが、やっぱり時々辛くなる。

そんな時、家の近くに公演があるととても良い。

ふらりと家を出て、公園に行き、ベンチに座ってぼんやりする。

ただ座っているだけ。なんならコンビニでコーヒーでも買って持っていけばいい。ぼーっとして、空とか木とか、その辺を散歩している犬連れの人とか、そういうのを眺める。

ほんの少しそんな時間を持つだけで、驚くほど心は落ち着く。

遠出をして広々したところに行くのももちろんいい。日常から離れるのには最高だ。

だが、ほんのちょっとだけいつもの雰囲気とは違う空気を味わうには、近所の公園がぴったり。

公園が近所にあるかどうかは、家を探す時に実は優先事項にしておくととてもよいのだ。

3 水辺

公園に続いては、水辺だ。

公園とまとめてもいいかと思ったが、別物なのでこれはこれとして扱いたい。

水が近くにあるのは、本当に気持ちがいい。きっと人間のこれまでの歴史が、一人一人の心の中に蓄積されているのだろうと思う。

川や海、池とか湖とか。水が流れていたり、波として打ち寄せらればり、もしくはただそこにあるだけでも、不思議と心が安らぐ。

川の流れを眺めていると、心が落ち着く。波を眺めていると、やすらぐ。池や湖を眺めていると、嫌なことを忘れられたりする。

日頃の圧縮された生活から、水辺は人を引き離してくれる。

そして不思議なことに、自宅を離れている時でさえも、ふとその水辺のことや水辺で過ごす時間を思い浮かべたりするだけでも、心がほっと落ち着いたりするのだ。

以上が、私がお勧めする近所にあると地味に良いものベスト3。

振り返ってみると、日常からちょっと切り離された場所を自分が求めていることに気がついた。

利便性を求めて、できるだけ都心に近い場所に家をもったが、その反動なのかもしれない。

リビングにはソファは古い?ソファを捨てたら暮らしが変わる

こんにちは、ペパローです。

広い家に住んでいればこんな悩みはないかもしれませんが、私のように狭い家に住んでいる場合には扱いに困る家具があります。
そうです、ソファです。

リビングに十分な広さがあれば迷わずソファを置きますが、うちのは10畳ちょっと。ソファをおくとギュウギュウです。住んでいる私ではなく、ソファが家主のような感じになってしまいます。

ソファが邪魔

ソファがまるで家主のようです。

「リビングにはソファ」という観念を捨てました

私は狭い家で暮らしています。今どきはあえて狭い家に暮らす人も増えているとかいないとか。

狭い家で暮らすのであれば、いろいろと思い切って切り捨てることが大切です。家具に大きな顔をさせるための余裕などうちにはないのです!ソファのために、私が小さくなって暮らさなければならないなんておかしいと、反旗をひるがえすと心を決めました。

そのためにまず「リビングにはソファを置くものだ」という固定観念を捨てました。あんなでかい顔したやつがいるからいけないんだ。とりあえずソファをうちから追い出しました。

続いて、ソファなしでもくつろげる環境をどのようにすればよいか、を考えなければなりません。
ソファは体も態度もでかいですが、根はいいやつです。ソファがいてくれれば、映画をのんびり見たり、音楽をしっとりと聴いたり、いろいろできます。あーあ、あいつもいてくれたらなあと思っても、もう追い出した後ですからどうしようもありません。

ソファなしでどうくつろぐのか

ソファを置かないとすれば、どのようにしてくつろぐのでしょうか。

結論から言うと、私の家ではリビングは半分床座を取り入れています。

ダイニングテーブルは小さなものを置きます。うちは3人家族なので、4人で座るとちょっと小さいなという程度の大きさのダイニングテーブルを選びました。これでダイニングに使用するエリアが小さくなります。小さいダイニングセットは、態度も控えめで機能的で本当にいいやつです。

このテーブルを、リビングのできるだけ端の方におきます。うちの場合はキッチン側に寄せておくと便利なのでそうしています。

通路は必要ですから、ギリギリ必要なだけの通路が確保できるようにして、可能な限り端の方にテーブルを置きます。

そうすると、リビングのテーブルがない側にオープンスペースができるはずです。ここを「床でゴロンと寝転がって安らぐスペース」にするのです。つまり、床座です。
ダイニングエリアは椅子座として使用し、リビングエリアは床座で使用することにします。しかも床座とするリビングエリアには、小さなテーブル等を置きません。ただのオープンスペースにします。小さなコーヒーテーブルみたいなのがあると小洒落て見えますが、スペースはとります。スペースをとるやつは、どんなにいいやつでもウチには置いておけません。

そうすることによって、大人もゴロンと横になれますし、子供はそこでおもちゃを出して遊ぶことができます。やったね。

広い家でソファなし、とかやってみるのも楽しそうですね。広々しててゴロゴロしまくるのも気持ちよさそうです。

快適な暮らしのために、固定観念を捨てていきましょう。