飲み会を断ることのデメリット〜基本飲み会は断るスタンス視点から

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

飲み会が苦手な人は、飲み会に誘われたり、どうしても断れないイベントが発生したりすると、とても辛い気持ちになります。

行きたくないー!と、さけんだりしてます。ほんとです。

そんなとき、「辛すぎるから、思い切って断ってしまおうかな」と思ってしまうこと、きっとあるはずです。そんなこと思わないという人、よかったですね。あなたはラッキーです。しかし飲み会嫌いな人は、どうしても行きたくないのです。

私は、タイトルの通り、少しでも嫌だなと思った飲み会は、基本的には断るようにしています。

断ることによって得られるメリットのほうが、私にとっては大切だからです。

しかし中には、全然気乗りしなくても、飲み会に誘われたら必ず参加することにしている人もいます。楽しいから必ず行く人ではなくて、楽しくなくてむしろ好きでは無いにもかかわらず、断らずに参加する人、です。

なぜ飲み会嫌いな人たちが、辛いにもかかわらず参加するかといえば、飲み会を断ることにデメリットがあるはずだと考えているからです。

飲み会を断ることによって、自分にとって悪いことが起こる。だから本当は嫌だけど、頑張って飲み会に行く。こういう発想です。

では、嫌いなのに断らずに頑張っていかなければならないほどのデメリットがあるのか、ということですが、まず「デメリットがあるか無いか」といえば、確かにあります。

飲み会を基本断る私がいうのだから、間違いありません。デメリットは、あります。

そのデメリットが、嫌いなのを押してでも参加したほうが良いほどのデメリットかと聞かれれば、それは人による、という話になりそうです。事実私はデメリットがあると知っていますが、それでも行きませんから。

そこで、私が感じる・考えるデメリットをお伝えすることによって、飲み会嫌いの人たちが今後も飲み会に参加し続けるのか、それともその程度のデメリットならやめてしまえ、と参加しなくなるのか、判断していただくための情報を提供できればと思いました。

デメリット1;関係性を築くチャンスが減る

最大のデメリットですね。関係性を築くチャンスが減少してしまうこと。これがまず取り上げなければならないデメリットだと思います。

飲み会は、飲みニケーションという言葉に象徴されるように、コミュニケーションの場です。美味しいお酒や美味しい食事は、主役ではなくあくまでコミュニケーションのサポーター。

すべては、人と人が一緒に楽しい時間を過ごすための、ツールにすぎません。

飲み会の主役はコミュニケーションです。

ですから、飲み会に行かないということは、コミュニケーションのチャンスを失うことにダイレクトにつながります。

飲み会というコミュニケーションの場を失うと、飲み会を重視する人とは特につながりにくくなります。

人と人とのつながり方にはいろいろな方法があるものですが、それぞれに理想形みたいなものがあるものです。

例えば私にとっては、アルコールが入っていない状態で、できるだけ少ない人数で話をすること。これがベストです。

ところが十人十色で、理想形は人によって異なります。

そして、飲み会こそがキングオブコミュニケーションだと認識している人が、少なくないのです。

私のような飲み会嫌いにも、その意味はわかります。

アルコールを入れて少しリラックスして、身を寄せ合いながらいいことも悪いことも胸襟を開いて語り合う。しかも飲み会は短くても2時間くらいは一緒に時間を過ごします。

そうすると、自然と人と人との距離が近くなる。

確かに理想形ですね。お酒とかコミュニケーションそのものが好きな人にとっては特にです。

飲み会を断ると、こういうアルコールもコミュニケーションも好きな人たちとつながる最高の機会を失います。

この人たちは、いろいろな人とたくさん飲み会に行ったりするので、そのコミュニティの中でつながりは広がり続け、関係も深まり、後からそこに加わろうにももう間に合わないということになりがちです。

この人たちとは飲み会に行かなければ深いつながりを築くことはできません。大きなデメリットとなると思います。

デメリット2:仕入れられるネタの量が減る

次のデメリットは、仕入れられるネタの量が減ることです。

お酒が入る場なので、思わず話してしまったというような話のネタが飲み会にはそこかしこに転がっています。

お酒が入らなければ、きっとこの人は話さなかっただろうなあという話が出てきてしまうものです。

そういうネタの収集が、飲み会を断ると難しくなります。

あの時あの人がこんなことを言っていたなー、みたいな情報は事実飲み会を断るようになってからかなり減ってしまいました。

とはいえ、このような場で話される情報というのは、たいして重要なものではないケースが多いです。(歴史は夜作られる的に重大な情報がこういう場でリークすることもありますが・・・。)

ですから、飲み会で得られた情報をたくさん持っていたからといって、それが直接仕事で役たつかといえばそういうわけでもないとは思います。

しかしながら情報は質だけでなく量がものを言うことも多いのも事実。

あの人ってこうらしいよ、という噂話でもゼロよりは一つでも多く持っているとそれを使える場面というのは必ずあります。

飲み会を断りまくっている私には、そういうネタはあまりありません。聞くことがメインです。

ネタを多く持っていることが重要である人にとっては、この点はとても大きなデメリットになると思います。

結論:私にとっては結構どうでもいいデメリット

さて、どうでしょうか。私に思いつくデメリットはこれぐらいしかありませんでした。あとは、知り合いの幅が広がらない、とかでしょうか。いずれ思いついた時に追加してみようかと思います。

いずれにせよ、私にとっては大したデメリットに感じません。

というか、飲み会を断ることによって、なんか時間を無駄にしてしまったなあと感じてしまうことに比べれば、これらのデメリットはなんてことないのです。私にとっては。

それよりも自分の好きなように使える時間を少しでも増やすことの方が私にとっては大切です。家族と過ごしたり、本を読んだり、映画を見たり、ドウデモイイテレビを見て時間を無駄に過ごしたり。こういう時間を過ごすことが、私の場合はストレス発散になり、次の日からまた頑張るためのエネルギーを生み出してくれているわけですから。

無理に飲み会を断る必要は、もちろんありません。上記のデメリットに比べれば、多少嫌いでも飲み会に行く方がよほどいい、という人はもちろんいるはずです。私ももしかしたら将来的にそのようになるかもしれませんし。

一方で、よく考えたらたいして困らないかも、という人はたまには飲み会を断って自分の時間をたっぷり使える日を作ってみても、いいかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*