マーケティング

キッズケータイは格安SIMでは使えない⁈ からの救世主登場の話

息子がそろそろ小学生になる。幼稚園と違って、一人で登校することになる。親としては信じられない気分だ。

さて、あの小さかった息子が一人でちゃんと学校に行けるのか。ちゃんと帰ってくるのか。どこかに行ってしまったり、誰かについて行ってしまったりしないか。不安は尽きない。

そこでキッズケータイを持たせようかと考えた。

キッズケータイについて調べてみて初めて知ったこと

キッズケータイというのがあることは知っていたが、それがなんだかは全く知らない。なんか子供向けのケータイなんだろなー、ぐらい。これではダメなので、まずは調べなければならない。

キッズケータイは、どうもスマホではないらしい。いわゆるガラケーっぽいやつだ。しかもかなり小さい。

もう10年以上も前に人気だった携帯電話の機種にpre-miniというのがあった。あんな感じの大きさで、だけどテンキーは付いていない。

たとえばドコモのだと、ちいさなえきしょうがめんがついていて、その下に円形のボタンが付いている。上下左右に1から4の番号が振られている。たぶん番号ごとに電話番号を登録できるのだろう。

だから本当にケータイで、スマホっぽさはない。文字入力もできない。できるのはほぼ電話の受発信だけっぽい。

なるほどこれなら親が安心して子供に持たせられそうだ。

月額費用もかなり安く抑えられている。もちろんこの価格設定は、子供が小学生から中学生になって高校生や大学生になる頃まで使い続けてもらって、将来的にしっかり儲けてやろうという考え方からの設定だろうから、長期的に考える必要はあるが、目の前でかかる費用が安く済むのはよいことだ。

それならキッズケータイで決まりだろう。安心して持たせられるし、機能もいい感じに制限されているし、価格も悪くない。

小学生の息子が生意気にもケータイかー。

なんて思っていた。

キッズケータイは3大キャリアにしかない

ところが、である。キッズケータイは3大キャリアにしか用意されていないのだ。いわゆる格安SIMでは、キッズケータイは使えない。売られていないのだ。

私は昨年IIJmioに切り替えたばかりだ。バッチリ格安SIMである。

サイトをくまなく見て見たが、キッズケータイについては書かれていない。つまりIIJではキッズケータイは使えない。なんだってー。

もう心はキッズケータイで決まっていた。そこでこの事実発覚なので、ちょっと困ってしまった。

他の候補を調べて見ると、格安SIMでも子供が使うことを視野に入れた格安スマホを用意しているところはあるらしい。

しかしなあ。小学一年生が格安とはいえスマホを持つべきなのか?デジタルネイティブな世代とは言っても、親の抵抗感がすごいぞ?と悩ましい。

悩んで、やっぱスマホはないでしょう、という結論に夫婦で至った。こういう親の自分の経験に基づいた判断が子供の将来や可能性を奪うのかもしれないが、不安なものは仕方がない。危険もあるからやむを得ない判断だ。

さーて、困った。と思っていた。

Bsize Botという救世主

そこに救世主が現れたのだ。その名をBsize Botという。

Bsize Botのいいところと気になるところ(追記:通知がこない&解消方法)

キッズケータイでも、スマホでもない。ただの四角い小さな箱だが、これが私のニーズをバッチリ救ってくれた。

キャリアケータイじゃなくてもいい。スマホのような必要のない高機能ではない。初期費用も運用費用もお手頃。

でありながら、子供がどこにいるかはバッチリわかる。

現代のお守り、な感じ。すばらしい。

見つけて早々に我が家では購入した。習い事に行く様子がわかったり、家に帰ってきたことがわかったり、とても便利に使えている。

キッズケータイを使いたいけど、格安SIMだからだめ・・・と悩んでいる方。Bsize Botをおすすめします。

キッズケータイが使えないなら、Bsize Botを使えばいいじゃない?

Bsize Botを買った

この4月に息子が小学生になる。幼稚園児の間はバス通園だったが、小学校は徒歩で通学することになる。

集団登校ではなく、一人ずつ勝手に行くらしい。自分が子供の頃も一人で勝手に歩いて学校に行っていた。そのはずなのに、さて実際に子供を一人で歩いていかせるとなると「まじか、あぶなすぎるだろう!?」と思ってしまう。不思議というかなんというか、甘い。

でも、いつまでもついて行くわけにもいかない。一人で行かせるしか選択肢はない。でも心配だ。

じゃあ、心配だからなんかツールを持たせようと考えて探していたが、どうもちょうどいいものがない。

そもそもはキッズケータイを検討していたが、うちでは使えない。格安SIMだから。

どうしようとネット上をうろうろしていたところ、Bsize Botを見つけた。

Bsize Botサイトを見て、アプリをダウンロード、アプリから端末購入を決断するまで、結構即断だった。

なぜなら昨年ガイアの夜明けでこの端末とサービスのことを見ていたから。あとで調べて見たら、一人家電メーカーとかいってひとりでたちあげた会社で作られているらしい。そういえばガイアでもそんなことを言っていたような気もする。

番組の中では、おしゃれな感じのデスクライトがまず紹介されて、そのあとでBsize Botが紹介されていた。子供が連れ去られたり、どこかにってしまわないか見張りたいがいいサービスがないと悩んでいる親が、このサービスを使って見て、なんかいい感じ!と感動して終わる、みたいな構成だった。

その時はこんなサービスもあるのだねー、ふーん、程度にしか思っていなかったが、いざ導入を検討するととてもいいサービスだなーと改めて感じた。だから即断できた。

小学校一年生にはスマホを持たせる気にならない

なぜこのサービスがいいかというと、それは端末がスマホとか携帯ではないからだと思う。

Bsizeに決める前に、キッズケータイやなんかも考えた。だけど、キッズケータイは3大キャリアからしか出ておらず、去年IIJMIOに乗り換えてしまった私にはキッズケータイは選べない。

すると次の候補としては、格安SIMでも選べるスマホが出てくる。しかし、小1にスマホ持たせるかー?という気持ちが拭えない。こんなもの渡したら、一日中スマホから離れられなくなるのは目に見えている。もしかしたらそれも案外いいのかもしれないが、残念ながらこちらはデジタルネイティブではない。自分はスマホいじりまくってるくせに、子供にはよくないという思い込みがある。

じゃあどうすんの?と悩んでいたところにBsizeは飛び込んできた。

これはスマホじゃない。画面もないしスイッチもない。持って運ぶだけだ。だから子供にも変な影響はきっとない。

スマホじゃないから、学校に持っていっても問題ない。今時携帯端末の一つくらい持たせてやってもいいんじゃないの?という気もするが、やっぱりダメなもんはダメらしい。時代が変わっても新しい技術には学校は厳しい。というか親もスマホ持つなとか言ってしまうわけで、学校がというよりは大人はというべきか。

さてそうなるとそもそも選べる端末がないじゃないか!しかしそこに単なる四角いBsizeの登場だ。完璧。

子供には「お守り」といって渡している

ちなみにうちのこどもは機械の類が大好物だ。風呂の給湯器だけでも相当の時間を潰せるほど好きだし、スマホなんか渡したらもう集中しすぎて何も聞こえなくなるほどだ。

そんな子供にも、このサービスはぴったりだ。どうしたかというと、「とてもすごい機能を持ったお守りだ」といって渡したのだ。

うちの子は、機能の説明によわい。新しいことが好きだから、すごーいととても喜ぶ。だから、自分が持っているこの真っ白い端末は、それが電波を発していて自分の居場所を伝えることによって、お父さんやお母さんが自分の場所を知ってくれて結果として自分を守ってくれる、というその魔法のような機能を知って嬉しいのだ。

だから、ただの白い小さな箱で、しかも「お守り」というわけのわからない言葉で持って渡されても、おとなしくそれを自分のカバンに入れて持ち運んでくれている。

これがもしへんに液晶画面が付いていたりとか、もしくは電池の残量を示すゲージとかがあったりすると、ちょっと厄介なことになる。

ちょくちょく端末を手にとって見てしまうだろうし、気になって他のことが手につかなくなるだろう。

しかし問題ない。何しろただの白い小さな箱だ。光ったりしないし、動いたりしない。音も出ない。すばらしい。

ちょっとだけ不安なこと

ただし、ちょっとだけ不安なこともある。それはこのサービスではなくても、類似のサービスでも同じように気になるはずのことなので、Bsize Botの問題ではないかもしれないが。

気になるのは、情報のセキュリティ。私はデータセキュリティーに詳しくないから、本当にこの端末から発信されるgpsデータが、見守り登録した人にしか見られないという保証があるのか、と思ってしまうのだ。

アプリを見る限り、見守り申請というのを出してそれをオーナーが許可しない限りはデータは見られないはずだから、まあ大丈夫なのだろうとは思う。

でもその辺のデータがどんな風に管理されているかは、ユーザーは見ることができない。データ管理者がそのデータを見ることはない、とは思っている。でも誰かは見られるはず。だとすると、それはどの程度完璧に安全なの?という不安は残る。

あとは、子供に由来する不安だ。子供がこの端末をどこかにおいてきたり、あるいはこれを持っていることを悪意のある人に知られたりすると、悪用される可能性がある。

音は出ないし、マイク機能もない。ただ位置情報を発信しているだけ。もちろんこのシンプルさこそがBsize Botの魅力なので、ここにへんな機能を足してくれというつもりは毛頭ないが、それでもただこの端末を捨てさせたりすれば子供が怖い目に会わさせれ雨可能性があるという意味では多少不安が残る。(不安が残るというだけで、このサービスを否定するつもりはくりかえすがまったくない。月額500円程度で大きな安心が買えるので本当に素晴らしいと思っている)

まだ我が家では導入して時間が立っていないので、また発見があれば追記したいと思う。

追記(2018.3.25):通知がこない!サポートに問い合わせると即対応方法を教えてくれた

早速問題が発生した。私のスマホにだけ、通知がこないのだ。奥さんのスマホには来ている。私の方には来ていない。これは困る。

困った時はアプリのお問い合わせページをチェック。通知を受け取るためには以下の設定が必要。

  • アプリ上で地点登録する
  • アプリ上で通知をオンにする
  • スマホ上で通知をオンにする

自分のスマホを再確認したが、きちんとすべて設定している。でも、通知がこない。

こういう時は運営会社に問い合わせをするのが一番だが、小さい会社だというので反応が遅いのではないか、と思いながらもメールで問い合わせ。すると意外にも翌朝には返信があった。こういう素早い対応は印象が良い。

それによると、iPhoneを使っている場合は時々そういうことがあるらしい。一度ログオフして、アプリをアンインストールして再度インストールせよとのこと。

早速トライ。再インストールして、試してみると・・・お!ばっちり届く!これで子供の居場所がわかります。機能やサービスもいいし、問い合わせへの対応も的確で素早かったので、これでまたオススメポイントが増えた感じ。

マーケティングの定義と、私がこの言葉を使わない理由

マーケティングという言葉は、ほんとうに厄介な言葉だ。言葉の定義をはっきりさせないままたくさんの人に使われてしまっている。

会議で「それはマーケティングの仕事でしょう」とか誰かが言った時、結構な割合でその時のマーケティングは「広告コミュニケーション」だったり、「プロモーション」だったりする。もう少し広い意味で使われていたとしても、「マーケティングコミュニケーション」の範疇からは出ないレベルの内容までだ。その上位の概念として使われることは、残念ながら私の働く環境ではかなり少ない。

マーケティングの定義

じゃあ、マーケティングってなんなのよ、と問われれば私はこう考えている。

「顧客のニーズに応えるサービス・製品を提供し、顧客を満足させるとともに利益を得ること」

もっとスマートな言い方はあるかもしれないが、「顧客ニーズ」とか「製品」「サービス」だとかが出てきて、そっから「利益を得る」という話に落ち着くだろう。

これは主にコトラーの言っていることとざっくり同じになっている(はず)。定番の定義づけだと思う。

ときどきドラッカーの定義もセットで出てくることがあるが、あれは実用性が低い定義なのでイマイチだと思っている。「セールスを最終的にはなくすこと」的なアレだ。この定義はオシャレすぎる。じゃあ具体的にどうすんの?みたいなところに落ちていかない。定義として不完全。やっぱりドラッカー的な定義の方が扱いやすい。

最近見た中では、ネスレの人が言っている定義づけがわかりやすくてよかった。

「顧客の問題を発見して解決することで、新しい価値を生み出すこと」

なるほど、利益を生むとか言わないんだな。でも新しい価値を生み出すことが利益を生み出すわけで、言っていることは一緒だ。この定義が良いのは「顧客の問題」とはっきり言っていることと、さらにそれを「解決する」と明言していることだ。そしてその二つを組み合わせて使っていることも大事だ。

単に顧客の問題を発見するだけだと、それはマーケティングの一部でしかない。反対に、解決するだけでも不足している。発見して解決するところまでを合わせて行うことがマーケティングだ。その点でとても正しいし、わかりやすい定義だなと思った。

日常で使われるマーケティング

でも実際には、日常ではコトラー的な意味でマーケティングという用語が使われることは少ない。なぜならカバー範囲が広すぎるから。普段の仕事、特に現場に近い仕事をしているときは、こんなに上位の概念を持ち出して来なければならないケースは多くない。

ところが、マーケットという言葉が語源であろうマーケティングは、なんとなく使いやすそうな響きを持っている。

思わず使ってしまうのだ。私はマーケティング担当です、とか。そんでほとんどの場合繰り返しになるがそのマーケティングはプロモーションだったり広告だったりする。

確実に「今広告の話をしているな」とわかるような場面なら問題ない。もしくはそこでマーケティングの定義をはっきりさせる必要がない茶飲み話ならそれも良い。問題は業務の定義がはっきりしないと、相手と業務におけるバッティングが発生しそうな時だ。

たとえば、マーケティングリサーチを担当している人とやりとりしたい時、目の前にマーケティング担当ですと言っている人がいた場合、その人がリサーチまで見ているのかどうかわからない。マーケティング担当というのは、コトラー的な意味であれば上流から下流まである程度見る役割を果たしていてほしい。

じゃあさっきの「マーケティング担当です」と言っている人はそういうロールかというと、相当な頻度で違う。というか、数名でやっている会社を除けばマーケティング全般を担当している人がいるケースは稀だ。ほとんど「販促担当です」の意味で使われている。

だからマーケティングという言葉を使わない

マーケティングという言葉を使うと、こういう混乱が起きてしまう。「その人がどの意味でマーケティングを使っているかぐらい感じ取ってよ」という意見もあるんだろうか?

それはちょっと大変だ。結構めんどくさい。

それにマーケティング担当とか、マーケティングの話をするのなら、マーケティングってなんだっけと古典は読んでおいた方がいい。そんで古典を読んでおくと、この意味でマーケティングという用語を使うと変だし混乱が起きるな、と思うようになるはずだと思う。

というか、そもそも「マーケティング」は示す領域が広すぎるから使わない方がいいなと思うようになるはず。

だけどいちいちマーケティングの定義について、「その場合のマーケティングとおっしゃっているのは・・・」とか言い始めるとめんどくさいしおかしな奴になってしまうので、必要のない限りはやらないし、自分自身も曖昧な話をしてしまうことになるので、マーケティングという言葉は使わなくなりました。