ルーフバルコニーは使い道がないのに売れる?その理由とは?

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ルーフバルコニー

こんにちは、ペパローです。

ルーフバルコニーつきのマンションは人気ですね。少しくらい駅から離れていても、駅近物件と同じくらい人気がある場合もあります。
でもどうしてそんなに人気なのでしょうか。その秘密について考えます。

ルーフバルコニーには使い道が少ない⁈

ルーフバルコニーは確かに素敵です。リビングに接しているルーフバルコニーなら、そこは空につながる庭のようにも見えます。晴れた日はもちろんのこと、雨でもバルコニーに落ちる雨粒を眺めているのは気持ちがいいものでしょう。

一方で、その使い道について考えた時はどうでしょうか?

まず、ルーフバルコニーには利用規約があって、占有エリアといえど何に使ってもいいというわけではありません。

その上で、一般的には次のような使い方があると言われています。

  • プランターを置いて園芸をする
  • テーブルセットを置いて、時々過ごす
  • プールを出して子供を遊ばせる
  • ペットを遊ばせる
  • 洗濯物を干す

ざっと以上です。

率直に言って「え、これだけなの・・・?」という感じがしませんか?見た目の素敵さと実用度に開きがありますよね。毎日使うといったら洗濯物干し場としてだけですし、子どももペットもいなければ、ほとんど使い道はないように見えると思います。

実は、実際使ってみても、そういう感想を持つ人が多いようです。「思ったより使い道がないし、あればあったほうが楽しいけど、なくても暮らせる」という印象になってしまうみたいです。

ルーバルがあると「ぱっと見いい感じになる」ことが重要!

それでもルーフバルコニーがある中古マンションは、売れます。

駅徒歩10分のルーバルつきマンションなら、同じ条件の駅徒歩5〜6分の物件と戦えます。それくらいのパワーを秘めています。

その理由は一体なぜなのでしょうか?それほど役に立つわけでもないルーフバルコニーがあるだけで、その中古マンションが売れるのはどうしてなのでしょう?

それは「ルーフバルコニーが、見た目にも分かりやすい付加価値」であるからです。

たとえば日々の役立ち度合いで言えば、ルーフバルコニーよりもディスポーザーのほうが上でしょう。毎日の料理のたびにディスポーザーは助けてくれます。それだね生活が楽になります。ではディスポーザーがあれば中古マンションが売れやすくなるかと言えば、そこまで大きな影響はないはずです。

なぜなら、ディスポーザーは見た目にも分かりやすい付加価値ではないからです。ディスポーザーが使えば便利なのは、想像すれば分かります。頻繁に使うことも分かります。ですが、小さくて目に触れにくいところにあるものですから、残念ながらパッと見てその魅力が伝わるものではありません。

目を引くルーフバルコニーは最強

その点、ルーフバルコニーは最強です。マンションを探している人の観点で考えてみると分かります。

まず、スーモなどのサイトで物件を探すとき、検索者はマンションの間取りを見ます。ルーフバルコニーは間取り図に記載されていますから、必ず目にします。そして物件写真を見るとも、そこにはルーフバルコニーの写真が出てきます。

続いてGoogleマップで物件の周辺環境を見ます。航空写真を見ると、ルーフバルコニーが付いているのが分かります。

続いて内覧に行きます。行けば窓の外には広々したルーフバルコニーが広がっています。プランターがあったり、テーブルセットがあれば、気持ちよさそうに見えるでしょう。

ルーフバルコニーは、「大きくて目立つものが、気持ちよさそうに感じさせてくれる」という付加価値を持っているのです。五感に訴えかけてくる付加価値です。体で感じられる付加価値は、本当に強いです。

おまけにルーフバルコニーは希少性が高いです。ルーバルつき物件を狙うと、なかなか出てこないのが実情です。

ですから運良くルーバルつきの中古マンションが出てきたら、ぜひ検討してみることをオススメします!

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