いろいろ

ムーギー・キムのムカつく記事の楽しみ方

ムーギー・キムという人の記事を最近よく見かけませんか?東洋経済オンラインなどで記事を書いている方で、癖のある記事を書くことで定評があります。
この人の書く記事が個人的に好きでして、とはいえこのところ少々ヒヨリ気味なので昔のトーンに戻してもらいたいと切に願っているのですが、今日はムーギー・キムの記事の楽しみ方をご紹介したいと思います。

ムーギー・キムはどんな記事を書くのか

ムーギー・キムが書く記事をまずは読んでみていただきたいと思います。

「エレベーター」でバレる!二流の人の3欠点

飲み会でバレる「人として二流」な人の4欠点

接待でバレる「一生、出世しない人」の4大欠点

どうですか?タイトルを見ただけでもムカムカきませんか?内容を読んでみると、さらにムカムカするものになっています。一言で言って、腹がたつ記事ですよね。そうなのです。ムーギー・キムが書く記事は読んでいてとにかくムカムカ・イライラするのです。

まず人のことをつかまえて、一流だ二流だとラベル付けし、多くの人が思わずやってしまいがちな行動を指してこんなことをする人は二流だ!と言い切る。一流はこんなことしない、無駄な時間を使ったり自分のブランドを落とすようなことは絶対に避ける、こういうことができない人はだからあなたたちはいつまでたっても二流なのだ!とそれはまあ気分の良くない文体と内容で書き連ねます。

普通に読めば、これを掲載している東洋経済オンラインは一体何を考えているんだと感じることでしょう。なにしろこれを読む人の大半を敵にするような内容です。東洋経済のことを嫌いになって欲しいの?とまで思ってしまいます。

ムーギー・キムって何者なのか

さて、このムーギー・キム氏は何者かと言いますと、結論から言えばなんだかよくわかりません。経歴を見る限りでは、とりあえず胡散臭そうな人であることは間違いありません。

東洋経済オンラインのプロフィール
ムーギー・キム
Moogwi Kim
『最強の働き方』『一流の育て方』著者
1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、世界で最も長い歴史を誇る大手グローバル・コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、韓国・欧州・北欧・米国ほか、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より世界最大級の外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当したのち、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に、2冊ともベストセラーになった『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』(東洋経済新報社)と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著、ダイヤモンド社)がある。

 

もう少し調べてみると、実はこの人はかつて人気だった「ここがヘンだよ日本人」という番組に出演していたことがわかりました。一定以上の年齢の方は覚えておられるかもしれませんが、この番組はそのタイトルの通り、他の国と比べて日本が普通ではないところ、特に劣っていると思われるところを、日本で暮らす外国人たちと日本人のタレントで議論というなの口喧嘩を広げるという番組でした。一見社会派風の構成ですが、中身は本当に単なる口論の垂れ流しだったように記憶しています。

しかしこれがなかなかの視聴率だったようで、ベナン共和国を日本で有名にしたゾマホンなど、人気者が何人か登場しました。

実はムーギー・キムは、この番組に出演していた在日外国人の1人だったそうなのです。

そう考えると、この人の書く記事のトーンとも整合性が取れますし、あわせてこのムカつく記事の楽しみ方も分かってきます。

どう楽しめば良いのか

まず「ギャグ」であることを認識する

一番大切なのはこの点です。ムーギー・キムの記事は基本的にすべてギャグです。記事の最後まで読むと、おそらくすべての記事において「何を隠そう私自身が二流なのですが」というオチになっています。最後まで読めば自分を落とすことによってみんなで気をつけようね、というメッセージになるような構成になっています。ですが、そのオチに至るまでも十分ギャグです。

例えば「エレベーター」の記事のこの一節。

「頭のよさや学歴」と「仕事能力」は関係ない。エレベーターの乗り方ひとつで、その人の「仕事のデキなさ具合」は、残念なまでにバレてしまうものである。
では、たかだかエレベーターの乗り方ひとつでバレてしまう、二流の人の「人間的欠陥」「人格的故障」は何なのか。早速、紹介していこう。

「人間的欠陥」とか、「人格的故障」とか、たかがエレベーターのことでこのようなむかっとくるワードを出してくるあたり、突っ込みたくなる人には突っ込ませようとしている意図が前面に出てきています。この辺りが笑いポイントです。

「この人はまた読者のことをイライラさせようとしているなあ」とか、「あー、こういう言い方されると確かにムカつくいい表現だ」というふうに、少し引いた目線で楽しむギャグで満載なのです。

でもそのギャグをギャグとして避けきれない自分の小ささを認識する

その一方で、ギャグだと分かっていても自分のことを悪く言われているようで、読んでいると素直にイラっとくることもあります。実はここも楽しめるポイントです。

エレベーターの中での行動にしろ、飲み会での自分の振る舞いにしろ、記事の中で書かれているような「二流」なことを何かしらやっている人が多いはずです。そしてその振る舞いにカッコ良くない面があって、その振る舞いは自分の器の小ささからくるものであって、だからそこを指摘されると痛い、というのは極めて自然です。

ギャグだと分かってはいても、心の何処かでムーギー・キムなんかの記事にイライラしている自分がいるということには、実は多少の学びがあるはずなのです。

これが2つ目の楽しみポイントです。

結局くだらない話だと笑い飛ばす

でも!記事で書かれていることは大した内容ではありません笑 一流な人も二流な人も確かにいますが、自分が一流だろうが二流だろうがそんなことはそもそも大した問題ではありません。

またこの人がなんか書いてる!と、笑っておく。そうすると、ムーギー・キムの記事は結構楽しめるエンターテイメントになると思います!

格安で小型のプリンターを探すなら、思い切って「買わない」という選択肢もあります

プリンター

私のように狭い家に住んでいると、必要のないものはどんどん捨てていかなければなりません。

例えばソファー。ソファーのあるリビングは気持ちの良いものです。あれば居心地良いものではありますが、実際のところ狭いリビングにソファーを置いてしまうと途端に狭くなってしまいます。なのでソファーは捨てました。

あるいは紙の本やCD、ブルーレイのようなメディア。これらは不思議なもので、買い始めると仲間を呼ぶように無限に増えていきますね。1つ1つは小さくても、積もり積もって広いスペースが必要になりますので、電子書籍やオンラインサービスにできるだけ切り替えてメディア関係のものもかなり捨てました。

こうやってどんどんモノを手放していった私ですが、やがて目をつけたのがプリンターでした。

コピーとスキャン機能がついたプリンターを持っていたのですが、これは果たして必要なのかと思ったのです。使用頻度とか、代替手段とかを考えると、プリンターがなくても全然やっていけるんじゃないか、という思いはすぐに大きくなり、思い立って次の週にはプリンターを粗大ゴミとして出してしまいました。

結論:プリンターがなくても、(滅多に)困ることはないです

プリンターを捨ててからもう2年近く経ちますが、プリンターがあればなあ・・・と思うことはほとんどないです。(ほとんど、なので!ごくごく稀にはあります。どんなときにプリンターがあればと思ったかは、最後に書きます)

大丈夫だった理由1:コンビニでかなりいけます

まず大きいのがコンビニの存在です。私の家の近くにはセブンイレブンがありまして、セブンイレブンのコピー機は、ネットプリントに対応しています。このコンビニのネット対応プリンターがなかなか優秀です。どう優秀かというと、とりあえず使い方に困ることがないし、必要なことはたいていできるという点で優秀です。

PCはもちろん、スマホ用のアプリがあることもポイント高いです。画面はこんな感じです。

ネットプリントアプリ

ネットプリントのiPhoneアプリです。

機能としては、

  • フォト用紙にプリント
  • 普通紙/はがきにプリント
  • ウェブページをプリント
  • テキストをプリント
  • 他アプリからプリント

という具合に、プリントに関してはほとんどのことがアプリ上で行えます。ですから私の場合はそのようなことをする機会は少ないのですけれども、例えば外出先でスマホで写真を撮影しそれを自宅に帰ることなく近くのセブンイレブンにアプリからプリント予約して帰りに受け取るということも簡単にできます。同じようなことがパソコンからでも当然できますので、ノマドな働き方をしている人などには利用者が多くいると思います。

また、ネットプリントは普通のコピーよりも高い値段が設定されていますが、初期費用などはかかりません。ですから、少量の利用であるほど、運用コストを低く抑えることができるようになります。

 

大丈夫だった理由2:そもそもプリンターの使用頻度が低いです

私の場合は、そもそもプリンターの使用頻度が極めて低かったことも大きなポイントでした。プリンターを捨てた年は、年賀状を印刷するために使用しただけなので年に一度です。しかも一年ぶりに使用したのでプリンターの調子が悪くて、たしか馬の絵を使ったのですが黄緑の馬になってしまったのを覚えています。

コピーやスキャン機能はもしかしたらもう少し高い頻度で使ったかもしれませんが、それでも年に片手で十分数えられる程度です。

その程度であれば近所のコンビニに行くことは全く苦痛ではありません。というわけで、滅多にプリンターを使う機会がなかったことも、プリンターを捨てて問題が起きなかったことの大きなポイントでした。

 

大丈夫だった理由3:スペース面でのリターンが大きかったです

これは必要なときにはコンビニまで行くぞ!と自分を納得させる意味で大丈夫だった理由にしたのですが、たかがプリンターと思えど、プリンターを捨てることによって得られたスペースは、狭い家に暮らす私にはとても大きなリターンでした。

プリンターそのものは、プリント専用のモノクロのものを選んだりすればそれほどの大きさではありませんが、スキャンやコピー機能付きのものを買うと案外たっぷりスペースが必要になります。
加えて印刷用紙も必要になりますし、必要なときに使おうと思ったらある程度出し入れしやすい場所にしまっておかなければなりません。

毎日使用するなら思い切っていつも使える場所に置いておいてもいいのですが、例えば月に一度くらいの使用頻度なら、使いやすい場所に設置してしまうとその場所が月のほとんどの日数でデッドスペースになってしまいます。

というわけで、たかがプリンターですが、その分の場所を用意しておかなくても良いというメリットがあるおかげで、必要なときにコンビニに行くことが全く苦にならなかったということで、これも重要な点でした。

プリンター持ってれば!と思った例:大雨の日の翌日にコピーが必要だったとき

この2年くらいを考えてみると、プリンターがなくて困ったということは本当にほとんどないのですが、唯一あったのがどうしても次の日に必要な書類のコピーがあるときに、暴風雨に見舞われたときでした。

傘をさしても腰から下はずぶ濡れになる雨の中なので、近いといってもコンビニに行くのが辛かったです。書類を濡らすわけにもいかず、かといって次の日にずらすわけにもいかず、この日ばかりは「プリンターがウチにあったらなあー!」と思いました。

コンビニが近くて、利用頻度が低くて、プリンターが邪魔だなあと感じるなら、多分バイバイしてOKです

もしコンビニが近くにあって、しかもプリンターとかコピーとかスキャナーとかの使用頻度が低くて、さらにプリンターってなんか邪魔だなあと感じているなら、多分ですがプリンターを捨ててしまってもなんとかなります。

 

ビックスモールンの技にいまさら感動して若干泣いた

ビックスモールン

年間パスが切れるので、先日駆け込みでふなばしアンデルセン公園に子供を連れて行ってきました。10月最初の日曜日、しかも秋晴れで気温もそれほど高くないときて、たくさんの家族連れで園内はいっぱいでした。

仕方なく園の端っこの植え込み近くにテントを陣取りお昼を食べようとしたところ、すぐ近くにあったイベントスペースでビックスモールンのライブがあることが分かりました。

ビッグではなくビック、らしいこのビックスモールン。お笑いコンビになるのでしょうか、体を使った大道芸のような技を見せてくれる二人組です。大きいアフロの人がゴン、小さいおかっぱの人がチロいう名前で、マンガとか絵本から出てきたような風貌と名前です。

体力系の技を芸歴20年でできるの?という疑い

もともと彼らのことはテレビで見て知っていました。見た目のインパクトと、面白くて誰も傷つけない小綺麗な芸と、私は結構好きなコンビでした。

しかしテレビで頻繁に見ていたのは数年前で、最近では私がテレビを見る時間が短くなったことと、ネタ番組が減った影響からおそらくビックスモールンのテレビ出演が減ったことの両方が原因で、ほとんと見かけることはありませんでした。お笑いライブを見に行くほど熱心なお笑いファンではないので、結果として彼らのことは何年も見ていませんでした。

それがふなばしアンデルセン公園でライブをやるというので、結構好きだったことを思い出して子どもを連れて見てみることにしました。子供にも安心して見せられる芸ですし、見た目に派手なので子供も十分楽しめるはずです。

ところで私は少し不安を感じていました。ビックスモールンがよくテレビに出ていたのは、私の記憶では10年程度も前の話。もう2人とも若くないはずです。そのコンビが、アクロバティックな動きで魅了する芸をやる。それは成り立つのだろうか・・・と、勝手に心配し、期待する気持ちをあえて抑えたのです。

20年継続する人は、すごかった

彼らのパフォーマンスを見てどうだったかといえば、一言で言うととてもよかったです。1つ1つの芸も面白いし、全体の構成も飽きさせない工夫がされていてとてもよかったです。また、もしかしたら大人が多い劇場では違うのかもしれませんが、今回はふなばしアンデルセン公園が会場なので観客の多くは子供づれです。その客層に合わせて、動きの多いネタやアニメキャラを扱ったネタだけでなく、その親世代も楽しめるような懐かしいネタなどをたくさん組み込んで、全員が盛り上がる構成になっていました。

もしかしたら、1つ1つの芸の動きは若き頃とは違っているのかもしれません。(小さい方のチロは40歳、とのことでした) その一方で、構成力や客の盛り上げ方、臨機応変な対応など、舞台全体を構成する技術が20年継続することで磨かれたのだなあと、率直に言って感動しました。

アポロシアターのネタ

そんな彼らは、アメリカのアポロシアターという劇場で行われるアマチュアナイトなるオーディションに挑戦しているのだそうです。大きい方のゴンのツイッタープロフィールを見ると、世界進出するということが書かれていますから、本気で狙っているのでしょう。その活動の1つとして、アポロシアターに挑戦しているのだと思いますが、そのオーディションに合格して先日舞台に上がってきたとのことでした。

今回はそのアポロシアターで見せたというネタを演ってくれましたが、これがなかなか見ものでした。

やはり、客に合わせてネタを作ったり変えたりする、という能力が磨かれているのだと思います。

子供向けには日本のアニメキャラをモチーフにしたネタを掴みとしてやっていましたが、アポロシアター向けにはそこはハリウッドの有名映画のキャラクターになっていたり、あるいはアメリカの象徴的な彫刻になっていたり、しかもそれらがすべて言葉不要で音楽と体だけでスムーズに表現できるように構成されています。

アメリカ向けのネタでしたが、アメリカ向けということは反対にいえばハリウッド等のカルチャーに触れている人たちであれば誰にでもわかるものになっているわけで、ふなばしアンデルセン公園でもしっかりと笑いを取っていました。

さらに物販で感動

ネタの最後になると、ふとゴンが自分たちの活動について説明を開始しました。

それによると、アポロシアターへの挑戦は所属事務所を通じた仕事というわけではなく、彼らの個人的な活動として行っている。オーディションのために、なんどもアメリカと日本を往復しなければならないが、その旅費もすべて自腹。従ってものすごく金がかかる、ということです。

背景を説明した後で、彼らはこう続けます。

「なので、これから物販をやります!チロがデザインしたエコバッグと、DVDです。お願いです、買ってください!」

私はかなり驚きました。芸歴20年の人たちが、世界に打って出るために頑張っていて、そのために観客にグッズを買ってくれと直にアピールしているのですから。

しかしもっと驚いたのは、それを観客たちがどんどん買っていくことでした。物販そのものは結話してかっこいいやり方には見えないのですが、観客たちはその熱意にやられたんだと思います。きっと普段からビックスモールンのファンというわけでもないであろう親子たちが、お手製のエコバッグとDVDをどんどん購入し、百程度あったであろうグッズはあっという間になくなりました。

熱を持って継続する姿は、本当に刺激になる

初めはなんとなく見ていた彼らの舞台ですが、そうやって熱を観客に与えながら演じる姿に、かなり強く感動しました。

道は違っていても、それぞれに何か目指しているところへ向かって、ときには熱を冷ましたりしながらも続けて進むことが大切だと、この当たり前のことに改めて気付かされた日になりました。

あがた森魚 名盤紹介『乙女の儚夢(ろまん)』

こんにちは、ペパローです。

あがた森魚の名盤紹介、『乙女の儚夢 (ろまん)』です。

もう聴いたことがある、という方は、このアルバムを初めて聴いた時にどんな感想を持ったか覚えていますか?私の場合は「暗くてジメジメして、カッコいい気もするけど、とりあえず笑える!」という、なんとも不思議な感覚だったのを覚えています。

初めて聴いたのは大学生の頃で、その頃はちょうど70年代音楽のリバイバルブーム真っ最中でした。パンタロン、挑発、四畳半、と三拍子揃った音楽好きの友達が、薄暗〜い部屋で聞かせてくれました。そのなんも言えない薄暗くて湿気た雰囲気に気持ち悪さと格好良さと笑いとが全部まとめてやってくる変な感じが、正直に言えばしばらくはそれほど馴染めず、むしろ同じ日に初めて聴いた噫無情のほうを気に入って、かなり長い間あんまり真剣に聴いていなかったように思います。

じゃあその後は乙女の儚夢 が一番好きなアルバムになったことがあるかというと、実はありません。いつも4番手とか5番手とかその辺りに位置しています。なので、そんなに頻繁には聞きません。
なのに、ここがこのアルバムの不思議なところなのですが、あまり頻繁に聞かなくても、これを聴いたらどんな感覚になるのか、とか、聞き終わった時に変わった気持ちになるんだよな、とか、そういったエモーショナルな感覚がすぐに湧き上がってくるんです。
それはこのアルバムが持っている強烈な雰囲気とパワーが原因なのだと思います。

では一曲ずつ見ていきましょう。

乙女の儚夢


アルバムタイトル曲の「乙女の儚夢」 。なんなのでしょう、発売時期の1972年当時は比較的この手の暗〜いトーンの音楽は好まれたと思いますが、大正ロマンのテイストが流行っていたとは思えませんし、演歌の悲しさやさびしさとはまた少し毛色が違っています。この曲で始めようというあたりに、今の感覚からすればさてはあんまり売ろうとしてないな?という思いを持たせられますが、その辺りはちょっとわかりません。

春の調べ

続いて「春の調べ」です。このアルバムの中では一番お気に入りの曲の一つです。曲といっても手紙の朗読の背後に音楽が鳴っているという作品ですが、とてもいい雰囲気を持った一曲であることは間違いありません。

乙女の儚夢 はコンセプトアルバムに入るものだも思いますが、その観点から言えば二曲目に収録されているこの春の調べがコンセプト説明資料にあたるような位置付けなのではないかと思います。この曲があることによって、描かれている世界の背景がより浮かびやすくなります。

そう考えると、歌ものではないこの曲が、実はとっつきにくい乙女の儚夢 というアルバムをちょっとだけポップなものに中和してくれているのかもしれません。

薔薇瑠璃学園

続いて「薔薇瑠璃学園」です。春の調べを入れたのは、この曲にスムーズに導入するためという意図もありそうです。あるいは、春の調べが演劇で言えばセリフ部分で、薔薇瑠璃学園がミュージカルパートみたいな位置付けでしょうか?

世界観も、メロディーも、曲の構成も、あがたのパフォーマンスも、全てがバランスのとれた名曲だと思っています。

雨傘

そこから「雨傘」へと繋がります。薔薇瑠璃学園まで続けて聞けば、この雰囲気に耐性ができるというのか、聞き手のコンディションが整えられるというのか分かりませんが、雨傘というこの超陰鬱な曲でさえもなんとなく聞きこなすことができるようになります。

例えば天気のいい休日の朝にこの曲をいきなり聞かされたら耳は受け付けませんし、なんの嫌がらせだという話になりますが、反対にかなり憂鬱な気分の日であればもしかしたらギリギリ聞けるかもしれません。コンディションを選ぶ曲というのは時々あるものではありますが、その中でもかなりピンポイントでコンディションを整えてかからないと捌き切れない圧力を持った一曲であると言えるでしょう。

と言いつつ、改めて久しぶりに通して聴いて見ましたが、雨傘は長いですね・・・。7分程度の曲ですが、結構単調なのと、歌詞がくどいのでそれはそれは長く感じます。「今度会えませんか?もう会えませんよね・・・」と、何度も何度もくどすぎて後半からはちょっと笑ってしまいますね。

女の友情


続いては「女の友情」です。カバーですね。オリジナルはこのアルバムで聴くまで全く知りませんでしたが、少なくとも乙女の儚夢 というアルバムにはこれ以上ないほどぴったりです。もしかしたらその曲の世界観を元に、二曲目の春の調べとか薔薇瑠璃学園とかの曲が作られているのかもしれません。

 大道芸人


次の「大道芸人」は、個人的に大好きな曲の一つです。

イントロの見世物小屋の口上がまず最高です。陰鬱でありながら、見世物小屋ならではの無茶苦茶加減が素晴らしいです。今では作品に使うことができないような言葉がたくさん出てくるのも楽しいです。

曲も乙女の儚夢 の中ではかなりポップな部類に入るのではないでしょうか?雨傘とか面倒な曲を長々と聞かされての大道芸人なので、耳にも優しいですね。

とは言え、冷静に歌詞を聴いてみるとこれもまた無茶苦茶な内容ではあります。
あと、この曲に関しては演奏も勢いがあっていいです。はちみつぱいでしょうか。荒っぽいリズム感が見世物小屋の感じととてもマッチしていて素敵です。

曲馬団小屋 (挿入曲・美しき天然)

「曲馬団小屋 (挿入曲・美しき天然)」は、こちらもまた口上です。喋ってるのはろくな奴ではないなというのがありありと伝わってきます。陰鬱さでは大道芸人のイントロの方が上ですが、人としてのクズっぽさはこっちの方が断然上です。

電気ブラン

これに「電気ブラン」が続きます。酒が飲めたら電気ブランを飲んで見たいのですが、何せ下戸ですので未だにトライしたことがありません。

いい曲なんですが、アルバムの中では少し浮いているかなあという印象です。

勢いはすごいし、あがた森魚のボーカルの芝居っぷりもすごくいいんですが。

秋の調べ

「秋の調べ」は、春の調べのアンサーソングみたいな位置付けになるのでしょうか?

怪我をした少女が母親に当てて書いている手紙の朗読のような内容になっています。やけにグロテスクな内容であり、ちょっとギャグでは済まないようなタダならない雰囲気を漂わせています。

好きか嫌いかで言えば大好きで、ギャグでは済まないと言いながらも改めて聴いているとやっぱり笑ってしまうグロさがありますね。

続いてやってまいりました、「赤色エレジー」です。漫画の赤色エレジーも読みましたし、この曲自体も何度も聞きましたが、正直に言うとそこまでの魅力は分からないでおります。

6分を切る長さですから、雨傘よりも1分短くて聞きやすいはずなのに、どうも聴いていると次の曲にスキップしてしまいそうになります。

この曲が売れたのは、その時の社会の雰囲気とかそういう理由が大きいのかなあと思ってしまいます。演歌好きの層にも新しい音楽好きにも受けたという分析を読みましたが、そうなんでしょうか?ブームの後半はきっと流行りモノ好きが流れを後押ししたんだろうと思いますが、ブームのきっかけがなんだったのか、ちょっと想像できないでいます。

君はハートのクイーンだよ


「君はハートのクイーンだよ」は、このアルバムでもっともポップな曲でしょう。

日本少年2000系の「びわの実パレード」とか「あこがれそして港」とか、あの辺のあがた森魚なりの青春作品の原型のような感じです。この歌詞に旅とか船とか海とかいった要素を足していけば、2000系の感じに近づいていくような気がします。いい曲です。

冬のサナトリウム


「冬のサナトリウム」は、雨傘とはまた毛色が違いますが、陰鬱系統のやりすぎタイプの曲ですね。とはいえ、雨傘よりはギャグ要素がずっと弱いです。何度も同じことをいうしつこさやネチッこさがないことが、そのように感じさせる理由かもしれません。

あがた森魚の歌声は芝居入りまくってますし、曲調も単調ですが、短くスパッと言いたいことを言っているからか、雨傘などよりはずっとメッセージが強いです。

刷り込み効果は恐ろしいものなので、あまり気安く自殺をモチーフとして使うことには反対の立場なのですが、この曲に関しては完成度の高さや若者特有の繊細さや経験が少ないゆえの過ちを描くためには仕方がない面もあるかと思わされます。名曲ですね。

清怨夜曲


トリを飾るのは「清怨夜曲」です。タイトルがもうちょっと笑わせにかかってますが、まあいい曲ですね。
心なしか、少しだけ次のアルバムの噫無情に通ずる雰囲気を持った曲ですね。タンゴのような曲調が、噫無情の最後のダンスステップあたりを思わせるからかもしれません。

曲の終盤になると、急にクライマックス感を出してきて、かっこいいバンドサウンドになってきます。あがた森魚の喉を絞った悲しみボイスとあいまって、訳のわからない盛り上がりを見せて、盛り上がったまま乙女の儚夢 は終わります。アルバムの終わりとしては、どの辺が乙女で儚夢 なんだろうかという印象を持たざるを得ませんが、曲単品としてみれば凄まじいエネルギーも持ってきて、名曲であると思います。

 

久しぶりに全曲通して聞きましたが、やっぱり疲れるアルバムですね。真剣に向き合おうとすると、まだ若者だったあがた森魚の繊細さと図太さとかが入り混じった凄みがやって来てしまうので、結構しんどいです。私が雨傘とか秋の調べとか冬のサナトリウムとか、重たい空気の曲を聴くと笑ってしまうのは笑うことであがた森魚がこっちに送りつけてくる情念をそらして直接浴びてしまわないようにするための自衛行動なのではないかと思いました。

それと同じ理由で、大道芸人や君はハートのクイーンだよなどの、ポップな曲たちにより強く惹かれるのかもしれません。

あがた森魚 名曲16選!

あがた森魚 名曲16選

ベルウッドの名盤たちが、何度目かのリバイバルで売り出されるそうですね。それで懐かしくなって久しぶりにあがた森魚をiTunesで引っ張り出してきて聞いたみたらその名曲の多いこと!

ということで、ペパロー的名曲選です。

冬のサナトリウム / 乙女の儚夢

初期あがた森魚の名曲ですね。ストレートに悲しみに溢れる歌詞で、何度も聞いているとちょっとやりすぎですし、場合によっては面白く感じられてしまうほどですが、そこもまた魅力の一つです。

芝居掛かったあがた森魚のボーカルも素晴らしい一曲です。このころのあがた森魚は歌い手としてもあまりクセがなくて、聞きやすいのも特徴です。


最后のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄) / 噫無情(レ・ミゼラブル)

「噫無情(レ・ミゼラブル)」は、特にアルバムでまとめて聞くと魅力が増す作品の一つですが、その中でもこの「最后のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄)」は一曲だけを切り出して聞いても、魅力が削がれない曲の一つですね。

曲名のとおり、ダンスの様子を表すようにあがた森魚の歌声と相手の女性の歌声とが、左右のチャンネルから交互に聞こえてくる演出が面白いです。

この曲もまた、歌詞がいいですね。「あなたなんだかおセンチね」とか、きっとこのアルバムの発売当時でも歌われなかったような珍しい歌詞のはずですが、曲調とピッタリマッチしています。

キネマ館に雨が降る / 噫無情(レ・ミゼラブル)

同じく「噫無情(レ・ミゼラブル)」の名曲です。噫無情というアルバムは、映画からラジオ、そしてテレビへという昭和のエンターテインメントのプラットフォームを時代とともに辿っていく構成を辿りますが、中でも序盤の「映画」の時代を象徴する一曲です。その意味では、実はこの一曲を聴けば、アルバム全体の流れのきっかけを聞く事になるので、アルバムの流れを感じる事ができるという便利な一曲でもあります。

映画館でフィルムが回転するようなSEで始まるこの曲は、そのような意味でもアルバムを代表する曲ですし、何度聞いても飽きさせない名曲だと思います。

薄荷糖の夏 / 日本少年

こちらは「日本少年」の曲です。いかにも少年の夏の夢、という感じの曲調と歌詞と歌声でいいですねー。「少年」「夏」「海」「旅」「世界中」といった、あがた森魚的世界に加えて和風にアレンジしたジュール・ヴェルヌの世界をそのまま曲にしたような作品です。

つめたく冷やして / 日本少年

同じく「日本少年」の名曲です。夏らしい曲調でありながら、こちらは旅というよりも夏の思い出といった要素をより際立たせたような作品です。「僕はスイカ、父さんビール」など、多くの人の少年時代に通ずる歌詞ですね。(私の父親はめちゃめちゃ下戸でしたけど)

ノオチラス艦長ネモ / 日本少年 & 採光無限 / 日本少年

この2曲だけは、セットで聞きたいです。曲名からして「ノオチラス艦長ネモ」ですから、海底二万マイルの世界をそのまま描き出したような、ネモの悲しみと怒りがそのまま音楽になったような、大好きな一曲です。ベースが海底に停泊している潜水艦ノーチラス号の様子を表しているようですし、その意味ではYes”The Fish”に通ずる部分もあるように感じます。ノオチラス艦長ネモを聞いたら、この時だけは続けて「採光無限」まで合わせて聞きたいところです。アルバムで聴いてもこの二曲は続けて収録されていますので、作り手の意図としてもまとめて一曲な感じなのではないかと思います。

あがた森魚好きにもヴェルヌ好きにも強烈に愛される2曲です。


ルージュのワルツ~SMILE  / 永遠の遠国

こちらは「永遠の遠国」の名曲です。これまでは歌モノがメインでしたが、この曲はインストといっていいか微妙ですが、歌モノではありません。私はあがた森魚の事を、音で綴る映像作家だと思っていますが、この曲はサウンドコラージュという手法をふんだんに用いている事もあって、音で作られた映像という趣が特に強い作品だと思います。

曲の間に取り入れられている電車の音や映画の宣伝もいいですし、冒頭の映画の一節も素晴らしいし、終盤に取り入れられている稲垣足穂が亡くなった時のニュースの音声などもとてもいい味を出しています。

個人的には1曲だけどうしても選べと言われれば、この曲を選びます。それくらいこの曲は名作だと思います。

私のキリギリス / 永遠の遠国

相当曲調が異なりますが、「私のキリギリス」もお気に入りです。「まったく、マッターホルンなんだから」など、名ゼリフだらけの曲ですね。あがた森魚好きにしか好かれない曲だと思いますが、それでも軽めの面白い曲としてお勧めしたい作品の一つです。

パタゴニア・パンタンゴ1999 / 日本少年2000

ちょっと時代が下がって、「日本少年2000系」から「パタゴニア・パンタンゴ1999」です。

「旅」とか「夏」とか「少年」とか、「日本少年」の「2000系」としての象徴のような曲です。冒頭からテンションの高い高音のボーカルが響き渡って気持ちがいいです。そのイントロパートが終われば穏やかな船の旅のような流れに変わり、この曲もまた一曲聞くだけで数分間の旅の気分を感じられるような素晴らしい作品です。

港のロキシー / 日本少年2000

アルバムでは「パタゴニア・パンタンゴ1999」の続きに収められていて、こちらも二曲つなげて聞くともっと気持ちがいいのですが、ノオチラス艦長ネモと違って単品で聞いても素敵な曲です。また若干テーマもパタゴニアと異なりますので、必ずしもつなげて聞かなくてもいいのではないかと思います。

日本少年2000系、1枚目の序盤のピークに当たるような曲ですね。

びわの実パレード / 日本少年2000

1枚目の後半のピークはこちらでしょうか。甘酸っぱいトーンの曲を作らせるとあがた森魚は実はピカイチですが、この曲はその良さがバッチリ出ている作品です。転調した後の女性ボーカルとの歌声の重なり方とか、素晴らしいです。

あこがれそして港 / 日本少年2000

日本少年2000系でも、「びわの実パレード」の甘酸っぱさは続きます。「あこがれそして港」はその象徴のような曲です。バックでかかっているウワンウワンという音が若干うるさいところではありますが、曲調は青春カラーそのもの、「キスの事も知らずにまだ街は十六のままだった」とか、まあこれだけ甘酸っぱい感じの歌詞が次々と書けるものだと感心してしまいます。

たそがれる海の城 / 日本少年2000

2枚目の中で好きな曲がこれ、「たそがれる海の城」です。

この曲は、サニーデイサービスの曽我部恵一との協奏ですね。あがた森魚は曲のメロディーはいいのに、率直に言ってあがた森魚本人のボーカルは味がありすぎてファンでもくどいなあと感じてしまう事がありますが、そこは曽我部恵一が入っていることでますます曲の魅力が伝わりやすくなっていますから、さすがだなーと感じる次第です。

キットキット‼︎遠く遠く‼︎ / 24時間の惑星

「キットキット!!遠く遠く!!」はトヨタのCMでも使われていた曲ですから、他のものに比べるとご存知の方が多いかもしれません。ドラえもんがドコデモドアからこちらを覗いているCMでした。

メロディーメーカーとしてのあがた森魚のセンスがギラギラと光り輝く名曲です。爽やかでありながらくどいようでもあり、若干キラキラし過ぎていてグロテスクでもあるような、なんとも言えない雰囲気の曲です。

岩の上で恋をして / ピロスマニア海へ行く

「岩の上で恋をして」は日本少年2000系に入っていても不思議ではない雰囲気の曲ですね。びわの実パレードとか、あこがれそして港とか、その辺りの甘酸っぱい系の曲として、こちらも素晴らしいと思います。アルバムそのものは個人的にはそんなに好みではないのですが、この曲ばかりをリピートして聞いてしまいます。

佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど / 佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど

名盤「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」からタイトル曲ですね。タイトルもパンチが効いていますし、歌詞もなかなかのものです。「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど、佐藤敬子先生の冒険物語なのです」というわけがわからない割にとても素敵な歌詞で始まるこの曲ですが、その後も「あの夏細野さんにわがまま言って、海底二万マイルのネモ船長を教えてくれた敬子先生に音楽劇を作った、1975年夏のことだった」とか、いい感じにクレイジーな歌詞が続きます。

ライブで聞いてもとてもいいそうですが、(私は残念ながら聞いた事がないのです)CDで聞いても十分その魅力が伝わる名曲です。


いかがでしょうか?

実はアルバム単位でいうと「永遠の遠国」と「噫無情(レ・ミゼラブル)」が好きなのですが、一曲ごとに見ていくと「日本少年」や「日本少年2000系」に偏って私自身が好きであるということがわかりました。

まとめて聞くと、あがた森魚のアルバムがいいことはわかっているのですが、それでも時間が足りない時もありますよね。そんな時は、個別に聞いて、その一曲ごとにあがた森魚と旅に出かけるのもなかなか良いものだなーと思いました。

カタンは幼稚園児でも遊べます!3種類のハンデをご紹介!

カタンの開拓者たち

小さな子どもとカタンで遊ぶとき、子どもに勝たせるために調整しながらプレイするのって難しいですよね?

子どもは勝ち負けに対して、大人とは比べ物にならないほどこだわります。ですから、時々は勝たせてやらないと彼らも楽しんで遊ぶことができません。かと言って大人がいつも手加減しながら遊ぶのも疲れます。

我が家でもほぼ毎晩のように5歳児と一緒にカタンで遊んでいますが、手加減したり接待カタンをしたりするのは疲れるので、ちょうど良いハンデを探すことにしました。

大人の腕前、子どもの腕前、子どもの性格などによってぴったりなハンデは違っているかもしれませんが、我が家ではどれも結構使えた例ですので、3種類ほどご紹介します。

その1:開始時に作る二つの開拓地のうちの一つを都市にできる権

子どもたちにとっては、資源のやりくりというのはかなり難しい技です。はじめのうちは、やたら発展カードを取ることにこだわってしまって常に特定の資源が手元にないとか、単純に特定の資源が出にくいことにイライラしてしまったりするなど、入手した資源を残して置いたり交易して欲しい資源に交換するといったやりくりが、なかなか上手くできません。

そこで、はじめに作る開拓地のうちの一つを、都市にする権利をハンデとして与えたところ、これがかなり上手くいきました。

とにかく序盤からたくさん資源が手に入りますので、子どもがちょっとくらい上手くない手を使っても、次のターンにはリカバリーできますし、どんどん枚数が増えていくので、盗賊対策としてできるだけ手元に置いておかないようにするために適切な交易方法を覚えたりするのにかなり役立ちました。

はじめのうちは開拓地を両方都市でスタートできる権でやってみたこともあったのですが、これはさすがに強すぎて大人も歯が立ちませんでした。子どもの年齢や大人の腕前にもよるかもしれませんが、初期から3ポイント持って子どもはスタートすることになりますので、大人が超上級者でなければ若干子どもが勝ちやすいバランスで、大人も必死でプレイ可能なちょうど良いハンデの一つだと思います。

その2:スタート時に開拓地を選ぶ際、最初に一気に二つ連続して置ける権

今我が家で一番に多く適用されているハンデがこれです。

サイコロで開拓地を選ぶ順序を決める際、子どもはその流れには参加せず、必ずはじめに二連続で開拓地を置くことができます。
子どもが二人いる場合は使えませんが、子ども一人を混ぜて遊ぶ場合はなかなかよいハンデになります。

このハンデの良いところは、開拓地2つなので手持ちポイントに大人との差がなくなって、より試合が白熱する点です。子どもも大人扱いされている感じとか、嬉しいのでしょうか。このルールを気に入って遊んでくれています。

はじめに紹介したハンデと比べて、若干ですが子どもの有利さが落ちます。ですから、子どもも真剣に頑張らないとなかなか勝てません。

ですが、勝つこともあれば負けることもあるという逃げられないこの世の定めを学ぶためにも、この程度のハンデがちょうど良い場面もあると言い聞かせて、というが自分もたまには勝ちたいからなのですが、このハンデが我が家では今の所流行っています。

その3:盗賊がきた時に奪われる資源を子どもが選択できる権

子どもは盗賊が自分のところにやってきて資源を奪われることを嫌います。それがようやく開拓地を新たに作ろうと思っていたところで、いた一つしかない木を奪われたりすると立ち直れないくらい落ち込んでしまったりするものです。というか、うちの子供は泣きます笑

そこで、盗賊が子どもの土地にやってきた時に、どの資源を盗賊に渡すかを決められる権利をハンデとして与えてみました。

これのよいところは、子どもが自分で選べるので比較的子ども自身の中で資源を奪われることに整理をつけやすいのことと、同時にそれによって大人にとっても子どもから資源を奪う選択をしやすくなることがあります。どうしても大人同士で資源の奪い合いになりがちですが、子どもが勝利に近づいている時などは大人だってそれを阻止したくなるものです。そのようなときに、このハンデを使うと結構いいバランスでプレイできるようになりました。

適度なハンデで子どもとも真剣プレイ!

子どもと一緒にカタンを楽しむためには、大人だってある程度の真剣さでプレイしたいものです。子どもにとってもきっとその方が楽しい!・・・はず。

勝ったり負けたりしながら、カタンで子どもと楽しい時間を過ごしましょう。

 

 

純正iPhoneケース 保護力重視ならレザー?シリコン?

こんにちは、ペパローです。

iPhoneを買った時に悩むのがどのケースを使うか、ですよね?昔はケース無しが正しい使い方だと主張する人も多かったものですが、iPhone6ぐらいからケースを使う人の方が圧倒的に多くなった印象です。

私も以前はiPhoneはケースを付けずに使う派でしたが、iPhone6の繊細さに負けてケースを使うようになりました。

初めて買ったiPhoneケースはiPhone6用のApple純正のレザーケースでした。質感は良かったものの、値段が結構します。それに数年使ってくると革がぶつぶつになってきて気持ち悪くなってしまうのが気になっていました。

昨年、SoftbankからIIJ mioに乗り換えるのに合わせてiPhone7に変えたのですが、そのタイミングでケースをレザーからシリコンに変更することにしました。格安SIMに変更のだから、ここで高いケースを使うのはおかしいというポリシーに不意に侵されて、シリコンケースに乗り換えることになったのを覚えています。

レザーと比べると、シリコンケースの方がやっぱり弱い

シリコンケースは安いです。価格が安い割りにものが良いとかいう声もありますが、使ってみた実感としてはレザーケースと比べるとシリコンケースはかなり弱々しい印象です。レザーケースを使っていた時と同じ使い方をして、レザーケースはぶつぶつになったり角が多少はげてしまったりはしましたが、数ヶ月でボロボロになることはありませんでした。ところがシリコンケースは使い始めて1ヶ月でシリコンが削れ始め、4ヶ月経過した今では写真の通り角が部分的になくなってしまっています。

Apple純正シリコンケース

角の部分が激しく壊れました

私の使い方

それほどハードな使い方をしているわけではないと思います。

持ち運ぶ際は、いつもズボンの前ポケットです。iPhoneの上側が足元を向くような向きでポケットに入れています。仕事中はデスクの上に出していますが、持ち運ぶときはいつもポケットで、しかもそれなりの回数(1020回程度)を毎日出し入れします。水に濡らすことはそれほどなく、時折小雨が降る中で音楽をかけたりするために出すことはありますが、それほどハードな使い方ではありません。

あとは、車に乗るときに、iPhoneの上下を挟み込むタイプのホルダーで固定していますが、土日しか車に乗らないので、それほど頻繁というわけではありません。

ですが、実は2回ほどアスファルトの上に激しく落としてしまったことはあります。昔話のおむすびのようにコロコロと転がっていきましたので、その際は結構な衝撃だったかもしれません。

壊れたシリコンケース

普通の使い方だと思いますが、それでもシリコンケースは痛みが激しいです。

最もダメなのは、iPhoneを保護するという一番大きな目的を果たせなくなってしまうという点です。写真を見ていただければ分かりますが、本体下側のスピーカーやケーブル端子がある側の角の部分が、内側の芯が欠けてしまっているのがわかるかと思います。

ソフトケースの場合は違いますが、しっかりした強さのあるハードタイプのケースの場合は、中に芯のようなケースが入っていることが多いです。その芯の外側にシリコンやレザーが貼ってある状態になっています。ですから外側のシリコンやレザーが剥がれたとしても、芯部分がしっかりしていれば、iPhone本体の保護そのものは可能だということになります。

ですが、私のケースのように芯部分が削れてしまうと、ここは守られないということになってしまいます。

レザーケースの場合、やはり素材そのものが丈夫ですから、少なくとも普通に使っている範囲ではレザーそのものがはがれたりとか、削れたりとかすることはあまり起きません。とはいえ、2年とか3年とか、ある一定の時間が経過すると劣化して中の芯の部分が見えてきます。しかし普通にポケットから出し入れしたりとか、あるいはバッグに入れて持ち歩いたりとか、そういった仕様の範囲内であれば、外側のレザー部分が見た目に分かるほど傷つくことはありませんでした。(味としてみることができる小さな傷はもちろんできますが、これはレザーの特性として受け入れられます。)

見栄えもあまり良くないシリコンケース

保護性能以外にもシリコンケースは問題があります。

先ほど書いたように、芯となるハードケースの周りにシリコンが貼り付けられているような状態になっている分けですが、シリコンが薄すぎるからかかなり頻繁にペリペリと剥がれてくるのです。

特に頻繁に他の部分と接触する角の部分の剥がれが目立ちます。

ただ、どうやら外側のシリコンと中の芯の部分の色は合わせてあるようなので、シリコンが剥がれてしまった部分がパンダのような見た目になることはないのでその点は安心です。それでも美しい状態ではありませんが。

丈夫なのが良いなら、レザーケースをおすすめ

保護性能は、シリコンケースもそれなりにありますが、保護する過程でケース本体が壊れてしまって、その保護性能もかなり下がってしまうように思います。もしも丈夫さや保護性能が一番重要なら、レザーケースをお勧めします。

目の前で痴漢!どうすれば防げるか、その手口から考えます。

こんにちは、ペパローです。

今朝、通勤電車内で見てしまいました。痴漢です。正確には、痴漢をしようとしている人、です。

今朝私の目の前で起こった痴漢

今日はいつもより少し早めの電車に乗りました。車内は決して超満員というわけではなく、ほとんどの人がつり革などに掴まれるくらいの混雑具合です。

私は出入り口横のスペースに立っていました。途中の駅で、30代くらいの女性が乗り込んできて、それに続いて50代くらいのサラリーマン風の男が乗り込んで来ます。

この時、その男性の動きに少し違和感を覚えました。車内はそれほど混んでいないし、彼がその駅で乗り込む最後の乗客だったので後ろからは誰もこないのに、やけに前の女性に近づいて乗ってきたからです。

しかし、この時はまだ彼が痴漢であるとは思いませんでした。パーソナルスペースがやけに狭い人は時々いますから、そういう人なのかなと思っていました。

次の駅に着くと、男性の前に立っていた女性は座席の方が空いたのを見て、そちらに移動して行きました。(この時女性はかなり急いで移動していったので、何かを感じ取っていたのかもしれません。)女性がいたスペースが空いたので、男性がそこにやって来ました。私の右斜め50センチほどの距離のところです。

短い黒髪で長身、年相応の体つきをしたその男性は肩からカバンを下げて左手でつり革を持ち、右手をだらんと下ろして立っていました。

電車が動き始めてしばらくした時、私はなんとなく視線を床の方に落としました。その時、だらんと下ろした彼の右手がおかしな動きをしているのにふと気づきました。腕を下にさげているのに、数センチほど自分の太ももから手を離して、小指と薬指を若干開き気味の形にして、その位置でキープしているのです。

その手の位置を見ると、それはちょうど、ドア付近でおしゃべりに夢中になっている中学生か高校生くらいの女の子3人組うちの1人のお尻のあたりでした。彼は女の子の真後ろに立って、右手を少し開き加減にしてブラブラさせながら、電車に揺られていたのです。

私は目の前で起きていることに面食らいました。痴漢冤罪とかで盛り上がっているので、できるだけ疑われるようなことをするのはやめるのが当たり前の中で、むしろ疑われそうなことをその男性がしているからです。

状況が少し飲み込めないので、しばらく彼の様子を見ていました。彼は自分から積極的に手を動かして触ろうとしているようには見えませんでした。ですが、電車が加速したりブレーキをかけたりして揺れるタイミングに合わせて、ほんの数センチ女の子の方に手を動かしているのに気がつきました。どうやら男はアクシデントを装って触ろうとしているらしいのです。

触ったか触ってないか、見ているだけでは分かりませんでした。スカートには当たっていたかもしれませんが、体に触れたとは言い切れません。それくらい微妙な加減で男は手を動かしています。

もしもその女の子が触られたという表情を見せたりすれば、私もこの男性がやったと証言できますが、彼女はそれに気づいている様子ではありません。私も100%痴漢だと断言はできませんので、その段階で男性に何かをいうわけにはいきませんでした。

でも、見ている限りでは、その男性は触ろうとしています。

なので、彼の目と手とを、交互に睨むことにしました。「見てますよ。その手、怪しいですよね。少なくとも怪しく見えますよ。やめましょうね。ね、見てますから。ね!」こんなメッセージを送ったつもりです。

しかしその男は私の視線になかなか気づきません。よほど集中しているのか分かりませんが、窓から遠くを見ながら、手をひらひらさせ続けています。

私も睨むのを続けます。「見てるぞー。見ているぞー。やめなさいよー」すると数十秒後にようやく一度目が合いました。怖いと感じましたが、負けずにそこで強めにきっと見つめ返しました。

ちょうどその時、電車が次の駅につきました。女の子たちは車両から降りていき、そのタイミングに合わせるように男は反対側のドアの前に素早く移動していきました。

私の位置からは、ちょうどドアのガラスに男の顔が反射して見えていたので、それからもじっと彼の目を見ていました。しばらく彼とは目が合いませんでしたが、駅に着く直前に彼は一度私の目を見て、はっという表情を見せてすぐに目をそらしました。

そこでようやく「やっぱりこの人、やってたな!」と確信しましたが、駅についてドアが開くと、彼は改札がない方に向けて急ぎ足で向かっていきました。

これが今朝私が見た一部始終です。朝から衝撃で、目が覚めました。

たった一例ですが、手口としてはよく用いられていそうなものなのではないかと思いました。痴漢に及ぶ人も、理性は残っているのでバレたくないという思いはあるはずです。ですから、アクシデントを装いつつ痴漢する、という手口になるのではないかと。

今朝見た痴漢の手口!

手口1:背中側の真ん中に立つ

視線を嫌って、ターゲットの背中側の正面を狙って位置どります。そのとき、ターゲットの背中の方を向いて立つとは限らず、T字のように痴漢の体側側が相手の背中に向くように立つこともあるようです。

手口2:お尻に近い場所に手をだらんとさせておく

つかまる可能性があることは分かっているらしく、逃げ道を用意しているようです。

自分からやった感じには見せないために、自ら積極的に触りにはいきません。お尻などの近くに手をだらんとぶら下げていて、それでいてターゲットの近くに自分の手の位置をキープさせます。

手口3:電車のブレーキの揺れを使ってアクシデントを装う

手をぶらんとさせているだけではなかなか当たりません。だからアクシデントを装うために、痴漢は加速や減速時の車両の揺れを利用しようとします。

たとえばブレーキがかかりそうになると、手の甲をほんの少し、2センチから3センチくらいターゲットの方に近づけます。ブレーキの揺れで相手が近づいてくるのをそこで待ち構えます。相手がバランスを崩して動いてきたら、そのタイミングを狙って触るのです。

では、どのようにすればこのような迷惑な行為から女性は身を守れるのでしょうか。

対策1:背後をとらせない

まずは、位置どりが極めて重要です。痴漢は本人に疑われないようにしたいので、視線を感じるような場所には立たないようです。

したがって、背後をとらせないことが大切です。混んでいる電車には背中側から乗り込むとかして、背後からまっすぐ、もしくは横向きに近寄れないようにしましょう。

対策2:当たった感覚があれば、できるだけ離れる

電車の混み具合によってできるかどうか異なりますが、もし誰かの手が触れた感覚があればできれば距離を取るべきです。

痴漢は積極的には触ってはきません。たまたまを装って当たってきます。だから、手のひらで触られているというより偶然当たった感覚になるはずです。そんなとき、触られてないと勝手におもいこまず、避けた方が無難です。

やめたほうが良いかもしれないこと

顔を睨むとか、個人的にはオススメしません。

痴漢に及んでいる時点で、その人は普通の感覚や考え方ではありません。何をするかわからない人だと考えておいた方が良いです。

痴漢は姑息ですが、気弱とは限りません。実際私が見た痴漢も、私の視線に気づいてもすぐにはやめようとしませんでした。

悪いことでばれたらまずいとは彼らも分かっているはずで、だからこそバレかけた時にどのような行動に出るか、予想がつかない部分があります。変に相手が挑戦的な人だったりすると危険です。

不愉快で迷惑でしょうが、何よりも自分の安全を一番に考えるべきです。

周りからは案外助けにくい

痴漢は案外慎重なようです。はっきりやったと言えないぐらいの感じで犯行に及ぼうとします。

ですから、やられた側がやられたという意思表示をすることと、それを見たという勇気のある人が同時に声を上げること、が同時に行われないといけない指摘しづらいです。

やられた人がやられた自覚もないのに横から触りましたねと言って行くのは難しいです。やってない、触られた感じがありますか?と痴漢が相手に言って、もしその人が触られたと言わなかったら指摘した側が危険にさらされるかもしれません。私の場合はそのリスクを背負ってでも痴漢を指摘する言う勇気は持てませんでした。

女性の皆さんは、とにかく背後を取られないように十分注意して、不快な目に合わないようにご注意ください。

他にも大胆な手口もあるようです

ちなみに今回私が目撃したように、意図せず触ってしまった風を装う痴漢は「新型痴漢」と呼ばれていて、最近増えている手口なのだそうです。

その一方で、もっと大胆な痴漢もあるとのこと。たとえばこれ。

この人は座って居眠りしているときに隣に座ってきた男性に触られたとのこと。周りの人に気づかれないように、服をかけて自分の手の動きを隠して犯行に及んでいたようです。

この方は勇気ある方のようで、犯人を捕まえたようですが、捕まえたら捕まえたでそのあとがいろいろと大変だったとのこと。何しろご本人に怪我などがなくて何よりです。痴漢されている時点で大迷惑という話でもあるのですが・・・。